兄が37歳で急死した時は『それでも世の中は何事もなく進んでく事』が辛かった
誰が死んだとしても当たり前に進んでく日常が何か不思議で寂しく感じました
でも私ががんになってからは『何事もなく進んでく世界』がありがたく感じます
多分この当たり前に進んでく日常が普通の日を作ってくれてるから、がんを意識しないでいられる時間ができてるんだって思う
1日の中で意識しないでいられる時間は少しだけどそれでもありがたいです
後は病気がわかってたった2か月ちょっとなのに誰かに感謝する事がすごく増えました
少しの優しさがすごく嬉しく思います
でも気を使われ過ぎるとすごく自分が悪い事をしてる気になってしまう
がんになって申し訳ないって
もうがんになってしまったからなる前の世界には戻れないので、なるべく笑って長く生きられるといいなぁって思う
不安だろうにいつも変わらず接してくれて、家事を手伝ってくれる家族のためにも、病気前と変わらない他愛もない話をしてずっと変わらない日常を過ごせたらいいな
ただ、まだ病気を認めきれてない私もいる
何だかまだ夢の中の様な気持ちになる事もある
これは病気発覚してまだ2ヶ月ちょいだからしょうがないのかも
抗がん剤の副作用で痛みがあちこちに出てダルさも続いてるのでちょっと弱気な文章になってしまってます
痛みが気持ちをしんみりさせるんだろうなぁ