らりるレポブログ

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主に火曜日と金曜、土日のどちらかで更新します!
恋ゲーレポブログ
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2ヶ月ほど更新ストップで申し訳ありませんでした。
パソコンが直ったので復活いたします。






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翌朝。
目を覚ましたのは、さわやかな鳥のさえずり……






などではもちろんなく。





???「ねぇ」


(……ん?)


???「ねぇ……」


(んん、誰……)





玲「……………」



(うそ……イケメンのどアップ……)



玲「……おはよう」

夏目「ずいぶん悠長だね、挨拶してる場合じゃないと思うんだけど」


イケメンは、私の目の前に腕時計を突き出してきた。


(うわぁ、いかにも高そうな時計……、じゃなくて!)



玲「遅刻!」

夏目「あと15分で用意して。じゃないと置いていくから」

玲「わかった、待ってて!」






夏目くんが起こしてくれたおかげで、なんとか遅刻は免れた。


とはいえ……


(まいったな、心臓がまだバクバクしてる。ちょっと走っただけで息が切れるなんて、麻取として失格・・・・・・)



夏目「はぁ……はぁ……」


(ええっ、夏目くんも!?)


青山「お前らどうしたんだ?2人揃って朝から息切らして」

玲「す、すみません……その……私が寝坊して……」

夏目「俺はその……巻き沿いをくただけ……ですよ……」

青山「だからって、そこまで息切らすか?日頃の鍛え方が足りないだけだろ」

夏目「イヤだなぁ……俺……はもともと頭脳……以外は鍛えない主義……」

青山「あのなぁ。うちでそんなこと言ってるのはお前だけだぞ。麻取たるもの、身体も鍛えて当然……」

由井「いや、俺は反対だな。特に和泉は鍛えないほうがいい!」

玲「えっ?」

青山「なんでだよ、女だからか?」

由井「違う!特殊体質だからだ!なまじ身体を鍛えると、身体的変化が少なくなる。ああ、和泉……今のキミの身体をぜひとも探りたい。心拍数の上がった状態だと、どのような変化があるのか……」

玲「すみませんが、もう息整ってきましたんで」


どうやらこれは、早めに身体を鍛えたほうがよさそうだ。


……いろいろな意味において。


関「和泉、来たか。部屋の手配はどうなった?」

玲「そのことなんですが……」

夏目「昨日済ませましたよ。これ、領収書です」

関「……いい金額だな」

夏目「ひとまず俺が建て替えますんで、早めに支払いをお願いしますね」

関「わかった」


関さんの渋い表情に不安を覚えつつも、私は夏目くんを振り返る。


玲「もしかして、高い部屋なの?」

夏目「そんなことはないんじゃない?俺の部屋の1/30以下だから」

玲「いや、スイートと比べられても……ていうか、部屋のこと、ぜんぜん聞いてないんだけど」

夏目「ああ、そうだったね。キミ、昨日は勝手にソファで寝こけてたし。今日も寝坊して、話す機会なかったし」

(くっ……)

夏目「はい、これ。キミの部屋の鍵。俺の部屋の下の下のさらに下のフロアだから」

玲「……ありがと」


(よかった。これで今日から気楽に過ごせるよ)


昨日はソファで寝てしまったせいか、背中や肩がバキバキと痛い。


軽く首をまわしているうちに始業時間になった。


青山「じゃあ、俺、出てきますんで」

関「青山、車か?それなら途中まで俺も乗せてくれ」

由井「それなら俺も同乗しよう。ついでにボードに『16時戻り』と書いておいてくれ」

青山「ボードくらい自分で書け。ったく、人をこき使いやがって」


騒がしかった事務所があっという間に静かになる。


(今大路さんは、午後から出勤みたいだし)


どうやら居残りは私と夏目くんだけのようだ。




玲「あの、なにすればいいのかな」

夏目「ひとまず資料の整理やって。ここにあるの、全部」


(うわ、結構大量……)


資料は、無承認許可医薬品についてのものだ。


(あ、これって少し前に話題になった睡眠導入剤の資料だ。うわぁ、ダメな成分入ってるじゃん。こっちは確か健康被害が出たダイエット製品で……ちょ、なにこれ!ダイエットどころか違法薬物だし!)


けれども、買った人たちは違法薬物だなんて思っていない。


その結果、口にし続けて健康を害したりするのだ。


(私だったら怖くて絶対に手を出さないだろうけどなぁ。特に某国の製品なんて、精製時にありえないことをやっているらしい)


それにしても感心するのは、麻取に届く資料の豊富さだ。


(こういうの、研究職の人たちは欲しがるんだろうなぁ。あと、イケナイお仕事の人たちも)







大量にあった資料も、正午近くになるとさすがに片付いてくる。


(あとはこの1束だよね。ふーん、無許可の抗うつ剤……)


ファイル分けしつつ資料に目を通していると、事務所のドアが開いた。