※追記:1と2逆にしてたので、直しました。

 

 教育・学習編の向江学長の講義は、色々な方面からアプローチして、これまた密度が濃かったです。


ひとことで言うと、「学習は、頭の仕組みに合わせよう」

これにつきるのかなと思います。


ちまたに、たくさんの素晴らしい学習法が出回っていますが、やり方に自分の頭を合わすのでなくて、頭に合わせたやり方をする。


帽子を買う時、気に入った帽子でも、頭に入らなければ買わないように、

まずは自分の頭にぴったり合う帽子(=学習法)をさがして、かぶろう(学習する)。

 

だってね、前者と後者の頭の中は、こんなに違うんです。


前者は、

全自動仕分け機能がもともと備わっていて、物事を概念化しやすい。

ま、そもそも潜らないし。

しかも驚くことに、軽くて、処理しやすい、補助機能(外部メモリー;クラウド)があるらしい。

 

比べて後者は、

自分の感覚(直観理解、視覚優位)を頼りにしている人が多いので、身体がつられやすい。

メインシステムひとつで処理するうえに、前者のような補助機能が弱い。

 

そんな後者こそ、自分の脳の特性を知って、それに合わせた使い方を知ると、本当にいろんなことが、うまくいくようになると実感しています。


モチベーションの有無。

MAX見積もり。

私的にはこの二つが、自分の中に大きく立ちはだかる壁です。

あのね、前者さんって、やる気がなくても、動けるんだそうですよ!

びっくりポン!それはいつも動いているから!なんだそうです。

 

後者はやる気がホント大事。切羽詰まって、否が応でも主体的にやらざるを得なくなった状況で、とたんに、人間変わりますからね。

目の色も変わって、脳内にアドレナリン?吹き出します。


実際、先日、私、太極拳の発表会があったんですが、二つの演武にだけでるはずが、急遽、32式剣(つるぎ)もでることになり。

套路(とうろ;全部の流れ)を最後まで覚えていなかったのですが、何とかなるだろうと思って、全然練習してなかった。


前日に、「これはさすがにいかんだろう」と焦り始め、

一日でYouTubeの動画を30回ぐらい見て、

脳内シミュレーションして(それだけで本当に汗がでる)、

先生の言葉を呼び起こしながら、

キーワードをメモって…。

結果、何とかなりました!


でもこの成功体験から、MAX見積もりがまた強化される。ああ。

(良い子はまねしないように笑)

 

閑話休題。

 

あと、後者のやっかいなのは、脳の仕組みに色んなタイプがあって、(細かく分けると5つくらいある。もっと出てくるかも)、複雑なんだよね。


大きな二つのタイプは、

1は、情報が多すぎて扱いに困りがちな、情報領域側に住んでいるタイプ。


2は、情報が少なすぎて困りがちな、思考領域側に住んでいるタイプ。

 

2は手数が多いが、すぐ忘れてしまいがちなので、トリガーメモを作って忘れないようにするのが肝心ということです。

ブラックホール型もここ。

 

そして、1は、私もこのタイプですが、ロジックが苦手で、暗記が得意なタイプ。


とにかくたくさんの情報が浮かんでいても、取捨選択ができない。

量が多いし、時間がかかる。そのうちに、あきらめてしまう時も結構あります。

会話の時など、アワアワ言っているうちに、話が進んでいく。

 

これをスムーズにいかせる方法を今回、聞いてきました。

脳内の構築負荷を下げるために、とにかく出す練習が大事!

頭の中でああでもないこうでもないと考えると、それこそ収集つかなくなってしまう。

走り書きでいいから、メモを取る。話しちゃう。

心がけたいと思います!

 

ところで、私は1情報過多タイプなのですが、ダンナは2情報過少タイプ

私より、確かにいつも難しいことを考えてるし、そういえば理数系だった。


それにブラックホール型かもしれない。

とにかく、過去は闇というくらい、色んなことを忘れている。結婚生活の思い出を話すと、「あー、そうだったっけー」と目が泳ぐ。

最初は照れくさいのかなと思ったが、今はたぶん本当に覚えていないということが、はっきりしてきた。


たとえば、このあいだ突然、

「おじいちゃんのお葬式のことを、まったく覚えていないんだけど、オレ、出たっけ?」と言いだすダンナ。

自分のおじい様のことです。孫のあなたが出ないはずないじゃない。


新婚そうそうの私はその時、夫の遠い親戚の顔も知らない人たちを、緊張しながら接待していて、

その時、食べたごちそうの中身も、何なら話した内容さえ、明瞭に覚えている。


いくら後者でも、この人と私の頭の中身は、決定的に違うタイプだと確信しました。

 

そういうわけで、このブラックホール型の人は、頭の中に空きが多いので、

色々話しかけていると、別に答えが返ってこなくとも、

なぜか、話しかけた人がピンとひらめいて、自ら何かを見つけることができるらしい。


私は、常日頃、ダンナにあることないこと、話しかけていますが、(多分、そのほとんどを聞き流すか、忘れてるんだろうと思う)


話しているうちに、すごく、大事なことに気づいたり、

考えあぐねていたことへの、ヒントを思いついたりする。


時々、ダンナが全然別な角度から、何か言うことが、私的にどストライクだったりして、「すごーい!」と感心させられる。

本人はキョトンとしているけれど。


ブラックホール型って、1のタイプの人の思考の触媒の働きをするんじゃないかと思ったりします。

 

さてさて、あと二日でユニバーシティも終わりです。最後の二日は、カラオケと数秘。なので、色々楽しみです♪