別館ではお久しぶりです♪
気がつけば5月から更新してませんでした。
このお話はどこまで続くのか、もしかしたら、入れ替わったまま終わっちゃったりしてね。
「これからどうする？」
「どうするというよりどうなる？じゃないのか」
あきらと総二郎の憐れみの視線は俺を見つめる。
俺って言っても外見は類。
「道明寺の凶暴さの花沢類って・・・無理かも」
牧野の憐れみの視線は外見は俺で中身は類を見つめてため息を付く。
「俺はしばらく司でもかまわないけどね」
牧野ににじり寄る見た目は俺の類。
あっ！！
ややこしいぞッ！
牧野にさわんなッ！
といっても触ってんのは俺だ
嫌、類だ！
俺が触れば牧野に触るの類の身体で、このままじゃなんもできねェッ。
「司、なにもがいてるんだ？」
自分が自分じゃなくなったら冷静でいられる奴がいると思うか！総二郎！
「もがいてるんじゃねェ、悩んでんだろうが！」
「なにを？」
俺と入れ替わった張本人はのほほんとした声でつぶやく。
「類、おまえは本当に悩まないのかよ」
「俺は花沢類として、おまえは道明寺司として生きなきゃいけ無くなるかもしれないんだぞ」
詰め寄る俺に「そうなるね」と落ち着いた声。
慌ててもしょうがないと冷静な外見の俺は、やっぱり中身は類だって思える。
つーか。
類の奴、そのまま牧野と付き合うとか考えてないだろうな？
類は牧野が好きなわけだし、牧野の初恋は類で、外見は俺。
牧野にとっても悪い条件じゃない。
牧野に限ってそんなはずはない。
牧野は俺の外見も性格も全部ひっくるめて俺を好きなわけだし。
類になびくなんてことは絶対ない。
「私、このままじゃ道明寺と付き合えないよね。花沢類と付き合うわけにもいかないし・・・」
やっぱそうだよな。
いや・・・駄目だ！
付き合いをやめられても困る。
お前は俺の婚約者で、一緒に連れだって出席するパーティーも目白押し。
牧野！
いきなり、今ここでその結論を出すのは早すぎじゃねェか！
とは言っても、このままじゃ牧野をエスコートするのは中身が類の俺。
着飾った牧野に寄り添うのは俺であって俺じゃない。
朝まで牧野は腕の中にて、数時間後の今、牧野と触れ合うことも出来ないと悩んでる俺。
こんなのありか！
拍手コメント返礼
やなぎ様
入れ替わったままパーティー会場に行ったらどうなるかな(^_^;)
花沢類が会場で大暴れって見たくないような気がします。
あずきまめ 様
このまましばらく見たい気もしますよね。
どんな司君が見れるでしょう♪
佳扇 様
ようやくUPできました。
このまま更新しないと忘れられそうな気もします(^_^;)
