主人が「今夜はご飯いらない」と言ったので
時間を気にせず、ゆっくりと映画を観てきました。
有名な「ローマの休日」を執筆した
脚本家(ダルトン・トランボ)の半世紀です。
1940~50年代のアメリカでは共産主義者追放する
政府の「赤狩り」はハリウッドの芸能関係者や
映画監督、作家までも脅かされ、ダルトン・トランボも
下院非活動会への協力を拒否したことから
刑務所に入れられてしまいます。
そして、国家の「ブラックリスト」に載せられ
名誉も仕事も失ったトランボは家族を養うために
偽名で執筆し続けるのです。
「ローマの休日」や「黒い牡牛」などその作品は
アカデミー賞を獲得します。
愛する家族に向けた最後の言葉が素敵でした。
その人に才能があっても
その人に非はなくても
意見が違う少数派のその人たちを排除し
自由まで奪ってしまう脅威は
そんな人間の心理が正義という名のもと
いじめやテロ、虐待など、かたちを変えて
今もなお存在しているのではないでしょうか?
地球全体が一つの家族になれますように…
堤防を歩いていると珍しいお花を見つけました。
近づいてみると触れることができないほどトゲトゲでした。
この棘で敵から身を守っているのか?
それとも強さを見せつけているのか?
綺麗、可愛いの言葉は出ませんでした。(;´∀`)