ふ~、今日で最後。

 

 

これも越智先生とのセッションの最中に言われたことなんだけど。

 

越智先生はドラマが大好きでいろいろ観ていると教えてくれた。

私はドラマはそんなに見ているほうではない。結構偏っている。

でも、越智先生がいくつかあげたドラマは何も見ていなかったにもかかわらず

 

ああ、誰々が出ていますね~、ああ今やっていますね~、なんかあのドラマのときこういうことあったと○○さん(そのドラマに出ている俳優さん)が言ってましたよ~と相槌を打つことができた。

 

あなた、よく知っているわね、と驚かれた。

そう、私はそういうのよく知っているんだ。

 

たとえばネットの記事を読んだり、読まなくてもトピックスを目にしていたり、あとテレビや雑誌でその芸能人が話した内容もよく覚えているし、雑学とかちょっとした話とかも覚えている。

それは昔からで姉からはよく

 

あんた、どうでもいいことよく覚えているよね~

 

と呆れたように感心されていたし、主人にも

 

ほんと、よくそういうの詳しいな~とも言われた。

 

中学生くらいのころからはよく友達からも

 

はにってなんでそんなに色々知ってるの?

 

と言われたもんだ。

え!この間一緒に立ち読みした雑誌に書いてあったじゃん!とか答えていた。

 

 

もちろん忘れることもよくあるしなんでも覚えているわけじゃない。

でも、私はそういう一見どうでもいいことを結構覚えているのだ。別に覚えていようと思った訳でもないんだけど。

 

そのことを越智先生に話した。

すると、越智先生は真面目な顔をして、

 

それはね、はにさんの才能なのよと教えてくれた。

 

え?これが?と確認すると、

 

そう、それはこの地球で使うために持ってきた能力なの、と言ってくれた。

 

そんでそれがなんの役に立ったかというと。

この沖縄行きの話、東京に戻ってきてから一度セッションの内容をばーっとパソコンで入力した。

が、前に言ったように12月にパソコンが壊れてほぼすべてのデータが消え、もちろんその話も消えた。ショック…

 

なのでパソコンが修理から戻ってきたとき、急いでもう一回書き直したけど、修理が終わったにもかかわらずパソコンの調子が悪くてすぐにエラーが出て落ちてしまう状態だったので、私は必死に書いた。

一週間かからないで書き上げたと思う。

今働いていないとはいえ、この文章量を書くのは大変だったけど、またパソコン壊れたら困る~と思い急いだ。(結局このあと壊れた…)

一度書いた文章が消えてショックを受けたけれど、ここで私の才能の出番なのだ。

パソコンで入力していたら、忘れていたこともだんだん思い出して一回目よりだいぶ詳しく書くことができた。

 

わーい!良かった~。

 

 

そんなわけでその人が持っている何気ない特技というのは、ちゃんと人生で使うようになっている、ということを最後にお伝えしました。

 

今思えば、パソコンが壊れなかったらセッションの内容を書き直すこともなく、戻ってきたパソコンの調子が悪くなかったら、そのうち書こうとズルズルと後伸ばしにしていたと思う。

パソコンの調子まで意味があったとは。

 

 

それでも一通り書き上げてもまだブログに載せるのを迷っていた。

でもそんなとき、角野栄子さんのドキュメンタリー映画「カラフルな魔女」を観に行った。

映画の中で、

 

「角野さんにとって魔法って何ですか?」との問いに角野さんは

 

「好きなことをやること。一つでもいいから。いくつもあったら魔法じゃないでしょ、でもこれだけはという自分の好きなことをやることね」とそんな感じのことを言っていた。

 

ふ~ん?と私はこのときはよくピンときていなかった。

 

あとその映画を見たとき、本編の上映前、ある歌手のドキュメンタリー映画の予告が流れていてその彼が生前言っていた言葉

 

「自分が神様からもらったものは、人生ですべてさらけ出さないとだめだ」

 

これが胸に刺さって、やっぱりセッションの話をブログに載せようと思った。

だって、アンテナに引っかかった色んなことを細かく覚えているのが私の才能なら、やっぱり出さないと、と思ったのだ。

 

最初は、越智先生の話でこのブログに来てくれる方がちょくちょくいるから、その人たちに向けて書いたつもりだった。

でも、書いていくうちに自分で答えが見えてきたような気がした。

 

 

ブログにアップする前に、一応毎回読み直した。

すると、私はいつも答えが欲しかったと何度も書いているのに気づいた。

そうだ、私は物心ついたときから、この世界をどう生きていっていいのか不安で、誰か答えを教えてくれないかなと思っていたのだ。

だからA氏と出会ったときに、この人なら私が不安に思っていること、知りたいこと教えてくれるのではないか、と思った。

そのA氏がどうやら賀茂忠行のエネルギーを持つ私の陰陽師時代のお師匠さんじゃないか、と感じたのでなおさら答えを求めていた。

 

が、そのA氏が急逝して、目の前に答えを得るチャンスがあったのに…もっと色々お話したいと思っていたのに…どうして…と行動に移せなかった自分をひどく悔いた。

それでも、A氏の

自分でもってちゃんと生きて行きなさい、ヒントは捧げたから自分で人生とは何かを解きなさい、

という声を聞いた気がした私は越智先生ならこの謎を解き明かしてくれるのではないかと思って沖縄まで行った。

 

越智先生は私のたくさんの質問に答えてくれた。

びっくりするような解説もしてくれた。

でも賀茂忠行が私のお師匠さんだったのか、それがA氏の魂だったのかどうかの質問には

 

はにさんのなかではそうなのよ、自分の思いで世界を創っているのだから、と言うばかりだった。

人から答えを言って欲しかったのに、自分で決めていいってどうしようと狼狽えた。

 

あれから少し時間が経って今思うのは、人生の答えは本で知識を詰め込んだだけでは解けない、誰かが答えを教えてくれるのを待つことでもない。

 

私たちはもともと一つの大きな光で、ずっとずっとずーっと光っていたんだけど、ずっと光っていたらそれに飽きてきたらしい。

 

なのでそれぞれに別れ、それぞれ個という体験をすることにしたのだ。

自分自身という個を探求し、また大きな光に還っていくため。

 

わざわざ分光したのは自分を深く知るため、自分を味わって自分の思いで望む世界を創造できると気づき、目覚めるため。

もちろん世界を創造するのには、自分で全て決めるという責任がある。

 

人生の答えってそのことじゃないかと思う。

 

あと、角野さんの魔法って好きなことをすること、という言葉だけど。

私は過去生というその人の叡智が詰まっている物語がたまらなく好きなんだなとつくづく思った。

何しろ一度精神を病んで危ない目にあっても懲りずに探求する。

 

それを今回ブログに書きながら改めて感じた。

 

そんで前に言ったように私は過去生が静止している絵のように見えていた。

越智先生は自分の能力を信じられるようになれば、動いて見えるようになるわよと言っていた。

最近、陰陽師の時の過去生がほんの一部だけ動いて見えるようになった。

しかもその場面は絵のタッチが全く変わった。完全にアニメ風になった。

魔法?

 

 

越智先生が今年はいよいよ魔法解禁!と言っていた。

 

 

これは私にだけ起きた特別な物語じゃない。

みんな、今まさにこの地球劇場で色んな人生の続き、やりたかったこと、成し遂げたかったこと、会いたかった人との再会等々、魂の続きを繰り広げているのだ。

飽きてきたら、それは次に行くサイン。たくさん体験して、大きな光へと戻っていくための。

 

 

なのでみんな、自分の好きなことをしよう。

行きたいところへ行こう。

会いたい人に会いに行こう。

自分の「好き」をとことん味わおう!

それが魔法使いになる秘訣だって。

 

 

大分長くなったけど、読んでくれてありがとうございました。

 

パチパチパチパチ!