越智先生が私に話してくれたまた別の過去生の話。
それは、越智先生と過去生で縁があったということ。
昔、ロンドンで私は魔法学校の生徒だったことがあって、そのとき越智先生と一緒だったそう。
えー、それは越智先生は魔法学校の先生だったんですか?と聞くと越智先生は、そう、たぶんね、と答えた。
そしてその魔法学校の生徒時代、私はいつもユニコーンと一緒に湖のそばで二人で(?)長時間ずっと話し込んでいたらしい。
白い襟付きのユニフォームのような黒い制服を着ていたと。
それから私はギリシャのエーゲ海を泳ぐイルカだったこともあり、その時代越智先生は巫女で一緒に泳いでいたのだと教えてくれた。
……
もちろん、私にその記憶はない。
だけどこの解説を聞いてジーンとした。
私が越智先生のことを知ったのは20年くらい前のことだ。
ある日、ネットでその月の新刊を見て何か面白いのないかな~と探していた私は、越智先生の本を見かけた。それが越智先生の代表作「人生のしくみ」だ。
なぜかこの本を読もうと思った。
そのときは、越智先生が過去生療法をしている精神科医の人だということも知らなかった。
その当時は本屋さんでもまだ越智先生の本を置いているとこがあんまりなくて、私は本屋さんに行く度、そうだ、あの本あるかな、と探したけど見つからなかった。
そこで古本屋さんに行ってみると、「人生のしくみ」の前に出版されていた、「生まれてきてよかったね」と「生命の子守歌」を見つけることができたので、先にそちらを読んだ。
越智先生の本と出会った私は、もともと読もうと思っていた「人生のしくみ」もすぐ手に入れて読んだ。
それから新刊が出るたびに本を求め、東京で開かれる越智先生の講演会に足を運んだ。
そしてついに沖縄までセッションを受けに足を運んだ。
だけど、一度精神が破綻したとき、私は過去生療法にも越智先生にもひどく落胆した。
何の救いにもならない、あんなのは全部嘘だったんだと思ったのだ。
それなのにやはりというか、徐々に自分を取り戻していったとき、私は再び越智先生のことが気になりだした。
数年ぶりに本を買い求めた。
そして陰陽師時代の過去生を自分で見たとき、越智先生が話してくれたことはすべて本当だったと知ったのだ。
私は失った時を取り戻すかのように、まだ手に入れてなかった越智先生の本をすべて購入し、講演会やセミナーにも再び参加した。
月に1度配信されているYoutubeも見た。
そうしているうちに、私の中にこみあげる思いがあった。
越智先生の本を読んだり、配信を見ていると、心の底から懐かしい~、もっと近くで越智先生の話を聞きたい、もっといろんなことを教えてもらいたい、と繰り返し思うように。
越智先生をとても懐かしく感じるようになったのだ。
それは、きっとロンドンで魔法学校の生徒だったとき、この先生の話、すごく面白い!と思っていて、今回の人生でも是非続きを学びたい、と私は願っていたのだろう。
それから一緒に泳いでいたイルカのときもきっと越智先生のことが大好きだったんだろう。
よく今回の人生でも越智先生をちゃんと見つけられたな。
ほらね、表面の私が知らなくても、魂はちゃんと懐かしい魂を知っていてどうしても縁を感じる場合は不安をものともせず直接会いに行くんだ、どうしても会いたかったから、と私は一連の自分の行動に感動していた。
それからユニコーンと私は仲良しでいつも何か深く話し込んでいたという話。
実は私はユニコーンのぬいぐるみを持っている。
もともと私は子供の時でもぬいぐるみにあんまり興味がなくて、ほとんど持ってなかった。
実家では、犬、猫、うさぎを飼っていた。
動くモフモフの実在する愛らしい動物がいたので、ぬいぐるみがなくてもほしいという気持ちもあまりなかったのだ。
だけど、2022年の春くらいのこと。
越智先生のクリニックのホームページを見ていたら、その年の6月に東京で講演会が開催されると知り参加したいと思った。
講演会の持ち物の欄にぬいぐるみとあったので、私はすぐにアマゾンで検索し、ちょうど良さそうなユニコーンのぬいぐるみを注文した。とくに意味はなくて、なんとなくいいなと思ったものを選んだ。
それから越智先生の講演会の申し込みをしようとしたら(普通逆なんだけど)もうすでに申し込みの枠がいっぱいだったのだ。
そんな訳で私の手元にはアマゾンで注文したユニコーンのぬいぐるみだけ残った。
ちなみにそのときの講演会は何かで延期になってしまい、同じ年の12月に再度開かれることとなった。
そのときは無事に申し込みができて、参加した。ユニコーンのぬいぐるみも持って行った。
越智先生の講演会がきっかけでユニコーンのぬいぐるみを手に入れて、私は越智先生とロンドンの魔法学校で一緒でユニコーンと仲良しでってすごくない?
ぬいぐるみにはほとんど興味がなかった私だけど、そのぬいぐるみはなんだかすごく愛らしくてすぐに愛着がわいた。
これもきっと懐かしかったんだろう。
あと、越智先生のセッションを受けたときの私の服装だけど、私は黒いTシャツに白い襟のように見えるネックレスをしていたのだ。
魔法学校んときの服装じゃないか?
ほんと、魂ってちゃんとそのときの解放の服装を知っているんだなと思う。
これは人の過去生を見てもそうだ、いつもびっくりする。
えー、過去生でも同じような服着てる、絶対魂は知っていてその服選んでるよねって。
それからセッションを受ける日の朝、私はやっぱりユニフォームのような黒いTシャツを着ていたんだけど、なぜだか出かける直前にホテルで着替えた。
なんでか違う洋服の方がいい気がして。
あとこのとき、私は黒いレスポのリュックを背負っていたんだけど、越智先生が
かっこいいね、そのリュック、魔法学校の生徒が背負ってるみたい、と言ってくれた。
このリュックもか~、実はシルクロードの行商人時代を集中的に解放していたときにもこのリュックは大活躍していたのだ。荷物がたくさん入って軽いのでこれを背負ってあちこち出かけ行商時代の買い物の続きをしていたっぽい。
あとこれはもうちょっと後になるけど、このリュックと色違いのリュックを持っている人とある日出会って、その人は龍族の長同士で仲間だったことが分かった。
私が見える感覚だと、一つの服装でいくつもの時代と繋がっていることが多い、その時代の続きをしたり、その時代の能力をダウンロードをしたりと。
一枚で一つの時代しか表せないと、もう追いつかないんだろうな、今、総編集の時代だから。
越智先生は、
はにさんは今回、報告に来てくれたのね、
と言った。
そうだ、私は越智先生に伝えたかったのだ、越智先生が私に告げた過去生が自分でも見えて、あのときの時代をちゃんと解放できたこと。
何せ、ロンドン時代からの生徒だからね、ちゃんと学んだこと報告しないと。
陰陽師、賀茂忠行が私の師匠だったのか、それが今生で出会ったA氏なのかどうか知りたかったけど、これもいつか私の中で分かる日がくるんじゃないかと思っている。
本当に来て良かった。
私はいつも答えが知りたかった。
でも答えを得ることができたとかできなかったとか、そういうことよりも。
本当はやりたいと思っているのに、理由をつけていろんなことをあきらめてきたけど。
それがA氏との急なお別れを経験して、望みがあったのにチャレンジもせず終わるなんて、こんなに悔いが残ることってないな…とつくづく感じた。
だから、ちゃんと実際に行動に移せたことが嬉しかった。
越智先生はいつも言っていた。
わざわざその場所に行ったり、その人に会いに行くっていうのは何か必ず意味があるんですよ、と。
越智先生に会いに来ることは、こんなにもいろんな意味があったのだ。
その後着替え、セッションのときは、黒Tシャツに襟っぽくみえるネックレスという服装
あと、これもちょっと書いとこうと思ったんだけど。
結構重要でびっくりだったこと。