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 タイトル:悪の教典
著   者:貴志祐介
 発刊日:2010/7/30
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 読始日:2011/10/10(月)
 読了日:2011/10/10(月)
 評  価:★★★★☆
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悪の教典 上/貴志 祐介
¥1,800
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これは自分でもびっくりした

この本を手に入れたのは昨日で、読み始めたのもつかの間

日付が変わる前に読破してしまった。

私が本を読むときって大体

面白いものでも途中疲れたり眠くなったりっていうのが

一回くらいはあるんだけど

この本に限っては導かれるがままに読んでしまいますた。




本の半分くらいまでは物語に不思議な魅力を感じた。

学校で起こるトラブルを淡々と対処してくだけで

事件らしい事件とかが起こるわけではないんだけど

それでも蓮実のどこかひっかかる淡々さにヒヤッとするものを感じはじめる。

そんで一気に展開が回りだした半分くらいからは

スピードにつられる様に本への集中も加速してきましたね。

前半から蓮実に対して「何か過去に持ってんだろうなー」

と思ってはいたんですが

持ってるもの多すぎw

一般の小説とかミステリーとかって

“過去に人を殺めたことが・・・”

ってのはよくあるパターンだと思うんだけど、

それって大体一人とか二人とかじゃない

この小説違ったよー(^O^)/w

そんなかわいい数字じゃなかったよー(^O^)/w

しかもそれをちっさい頃からやってんなんて!

その殺した動機ってのが逆に小学生そのもので、

「あいつ気に入らないから(・ω・)」 レベル。

あいつ僕の邪魔だから消ーしちゃお(・ω・)、レベル。

そのやってることとのギャップが大きすぎて

「この子供怖えぇ。」

とシンプルにヒヤーとしました。



でもあまりに簡単に、完璧に、しかも大量に死者を出されて

ちょっと物語自体に入り込む度合いが下がったかな

もうちょっと前半の

「何を持ってるんだろう」

「何が起こるんだろう」

という単純なワクワク感で引っ張ってって欲しかったなー。

だって、一回人を殺したら

次に同じことをするのに抵抗がなくなって、

なんていうかこういうことを言うのは良くないのかもしれないけど

人を殺すことに重みがなくなっていく、かなーって思うから。

そしたら行き着くところは結局、人を殺してしまうってとこになって

物語がどんどん良くない方に単純化してしまうじゃない。

同僚の先生のくだりもちょっと展開が短絡的だと感じてしまった。

そこがちょっと残念だった。



上巻の終盤に差し掛かるにつれて

釣井、こいつなにしでかすんだろう、こいつ何者なんだろう

と存在をどんどん大きくしていったのにも関わらず!

おんまえ・・・あっけねぇ・・・(゜д゜;)!!!

私はさー、てっきり下巻では

蓮実  釣井  怜花

の三つ巴の攻防戦が描かれるものだとばかり思っていたのだけれど?

怪物教師 vs  一般生徒

これじゃどうしても生徒勝ち目ないんですけど?

お前もっと働けw

とつっこんでしまいました彼には。



この蓮実みたいに

信頼に基づいた人気や良好な人間関係を築いている人って

実際現実に少なくない数がいるんだろう

そういう人がもし純粋すぎる悪意をもってそうしているんだとしたら末恐ろしいと思う

思わず

この善意の裏には何があるんだろうなんて考えながら人と接しそうになった。

危ない危ない

そこまで本に影響されたらいけない。

でも、無償で、それなのに不自然に一生懸命で完璧だったら

疑っちゃうかもしれないけど。



っふ~。

とりあえず大体の感想は書いたかな。

こういう感想って、本を読んでるときに思ったこと感じたこと

その5分の1も書けない。

いちいちそうした印象を書きとめたり覚えてようとしながら物語を進めるのは

気が散って集中できなくて好きじゃないから。

だからちょいちょい途中で「なう」と連動して書いていこうかなー。

では、楽しみにしながら下巻に挑もうかしら

また一気に読んじゃわないよう気をつける。

時間経つの速すぎて困る┐( ̄ヘ ̄)┌