冷たくなった長男をタオルにくるんで抱きかかえて、退院した。
いろんなところを長男に見せてあげようとドライブしながらお家へ帰った。
退院してからは葬儀に火葬にと長男をお空へ送る準備が始まった。
旦那さんがたくさん動いてくれた。
長男は白い服を着て、白いカゴに入れてもらって、眺めては泣いて。泣いて。泣いて。
周りからはいろんな言葉をかけてもらった。
この世に学ぶことがなかった高貴な魂だったんだね。
お母さんを守ってくれたんだね。
みんな私のことを思って、かけてくれた言葉なんだろうけど…
とても頭に入ってこなかったな。
笑って、長男と一緒に帰宅したかったな。
泣き声聞きたかったな。
開けた目を見たかったな。
ごめんね。
なぜ自分だけ生きてるんだろうとも思った。
近い友達には旦那さんが伝えてくれてて良かった。
伝えられる自信がなかった。
旦那さんと親以外誰とも話せる気がしなかった。
私ってなんだろう?
分からないことだらけだよ。
葬儀も終わり、火葬へ。
火葬の機械の中へ入ってく時、もう身体に触れられないこと、こんな小さな赤ちゃんをお空へ見送らないといけないこと…
ぐわーっと涙が溢れて、涙が止まらなかった。
ポッカリ心に穴が空いた。
大きな大きな穴が空いた。
小さな骨をひろい、
そして帰りました。