52 : 50~ 小沼巧議員の反対討論
私のまわりの人だけかもしれないけれど、
「政治家なんてみんなおんなじ。金儲けのことしか考えてない」
「野党はだらしない」
という人ばかりで、それを聞くたびにげんなりするのです。
なんで「政治家」「議員」でひとまとめにして語るのだ。
こういう人は「面白くない」「くだらない」という理由で国会中継などみたことがないんです。
あえていうなら、ニュースで切り取られた一場面だけをみて答えをだしてしまう。
たのむわほんま。
たのむわほんま。
みてからゆうて。
いやいや、みたとて、「野党は与党の揚げ足とりばかり」「時間の無駄」「国会を開くのに1日3億円。税金の無駄遣い。(これは嘘です。)」というのです。
ちなみに、民主党政権の時は、野党であった自民党は今の野党より「与党批判、揚げ足とり」は はるかにえげつなかった(今の野党はまだなまぬるいくらい)のに、専ら市民にもメディアにも叩かれていたのは与党民主党でありました。
今は「裏金問題」で、信頼を損ない、支持率の低下した自民党ですが、それで野党の支持が増えるということもありません。
昨今、厳しい言葉で追求する、批判する、ということが「誹謗中傷」であり「してはいけないこと」であるととらえられる風潮があるような気がします。
批判されると「罵倒された」ような感覚になるのはなぜなのでしょう。
誰かがそのように教えたのでしょうか。