自民党の杉田水脈衆院議員は15日、山口県庁で記者会見し、かつてブログなどにアイヌ民族への差別的な投稿をした問題について、「傷ついた方がいるのであればということで削除して謝罪した」と説明した上で、傷ついた人がいるかは「分からない」と述べた。「もしもどなたも傷ついていないのであれば、謝罪する必要はないんじゃないかと思う」とも語った。


杉田氏は2016年、国連の会議に際し「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」とブログに投稿。これについて札幌法務局などが「人権侵犯」と認定した。


 杉田氏は会見で「差別をするつもりは一切なかった」と反論。「事情聴取が一切なく、(救済を申し立てた)向こう側の言い分のみを聞いての認定ではないか」と不快感を示した。自身の人権感覚は「ごく一般の方々と同じであると自負している」と語った。




何をもって傷ついた、傷ついていないというのかよくわかっていないのではないか。


「お気持ち」「感情論」ではないのです。


「人間の尊厳」を傷つけているのです。




『杉田水脈の「人権感覚」』は我々一般市民と同じであると杉田水脈氏に言われたなら、私たちは余程「人権意識の欠落した」者らであるということになるので、自省せねばなりません。


杉田水脈のような人権感覚を持つ人ばかりの国であったら、国益は大きく損なわれます。


もはや、日本はなんとか安くて手頃な観光地として体裁を保っているだけで、人権意識の低い国として知られてしまった以上、こんな国で働きたいという外国人はいなくなるでしょう。


逆に若い人が日本から外国へ移住したり、外国で働いたりすることのほうが当たり前になります。


日本の女性が売春でお金を稼ぐために外国へ行く例も増えているそうです。


 





かつて自国の女性を外国に売り飛ばし、日本やアジアの女性を「従軍慰安婦」にして、彼女らの人としての尊厳を奪ってきた者たちの末裔ですから、それすら問題ととらえることもできないのでしょう。