とうとう、うちでは(散髪やさんなのに)店頭で野菜を売るようになりました。
数軒下の布団やさんのお孫ちゃん(2歳)におばあちゃんが「大根1つ買ってきて」と小銭を握らせました。
元気なお孫ちゃんは嬉しそうにトコトコやってきて、だけど散髪やさんのドアが怖くて開けられず、そのまま帰ってしまいましたとさ。
だって、ドアのところに怖そうなおっちゃん(うちの義父)が座ってるんだもん。
いま ふと、
「手袋を買いに」を思い出しました。
怖い顔をしていても心優しい人がいるし、にこやかで優しそうな言葉を紡ぐ人が実はとても恐ろしい人であったりもする。
人間というものは本当にわからない。
自分で自分がわからない時もありますからね。