1ヶ月以上、訳あって投稿していなくて、7月の記事がひとつもないので、他愛もないお話を。
7月も、の「も」は、今年6月まで終わったように、7月も終わりがもうそこにやってきた、ということなのでしょうか。
小学2年生のとき、初めて彫刻刀でゴム板に文字を彫るという授業がありました。
そのゴム板で冬休みに年賀状を作って担任の先生に送るという宿題がありました。
お決まりの年賀の挨拶と、絵を彫るのですね。
「明けましておめでとうございます」
「去年はお世話になりました」
「三学期もがんばります」
というような文字を彫ることにしました。
で、悩んだのが、「も」か「は」の問題です。
母親は「も」でいい、と言いました。
しかし、私は「は」のほうがいいんじゃないのか?
と、なかなかぐずぐず悩んで先に進みませんでした。
「三学期『も』がんばります」なのか、
「三学期『は』がんばります」なのか。
私は、一学期二学期、何にも頑張っていないのに、三学期もがんばりますなどと、
さも今まで頑張ってきたかのように書くことが嘘のような気がして、
一学期、二学期は頑張らなかったけど、三学期はがんばります!と書いた方が、正直な気がして、
悩み続けました。
たかだか小学二年生が、「は」か「も」かのことで悩んでいたとは、先生もご存知なかったでありましょう。
まったく、いまふりかえれば、子供の頃から、大人になってさえ、くだらぬことでよく悩んだものだと、あきれてしまいます。
頑張るとは、小学二年生にとって、どういうことを言うのか、私は本当にがんばらなかったのか?
確かに頑張って勉強などした記憶はありません。
今ならば、毎日小学生をしていたことだけでも、そのとき生きていただけでも、私は十分頑張ったんだろう、と思います。
私はちっとも頑張っていなかった、と思うのは、結局先生からの評価をいつも気にしていたからでしょう。
まったく、親や教師や周りの大人からよい評価を得るために、苦労する小学生なんて、
バカバカしい子供時代だったなあ、と思うのです。
しかしながら、今でさえ、そういうところがあるゆえに、時々、気持ちが「しんどいなあ」と思うのです。
もっともっと、楽に生きたいなあ。
なんて思い続けているうちに、ずいぶん歳をとってしまいました。
自分の心に素直に生きるとは、簡単なようで、なかなかむずかしいことのようです。
ちゃんちゃん🎵でございます。