こんにちは~
週末にもうハロウィーンをやり終わってしまった人もいる
かもしれないのですが
明日が本番なのでハロウィーンの本を紹介します
ちょっと前まで誰もハロウィーンなんて言っていなかったのに
書店に並ぶ絵本の数も年々増えていって
今ではしっかりとコーナーができ上がっていますよね
※過去に紹介したハロウィーン絵本はこちら
『ルルとララのハロウィン』(岩崎書店)
作・絵: あんびる やすこ
※左はおまけのタグ&ミニギフトバッグ
娘が図書室で借りてきたルルとララシリーズが
可愛くて面白かったので
本屋でハロウィンのお話を買ってきました
可愛いお菓子のレシピがついた、
小学校低学年の女子に大人気のシリーズです
秋のある日、ルルとララのお菓子屋さんに現れた
2枚のハンカチ・・・ではなく子どものオバケ!?
怖がるルルとララに、オバケのクローとウーは、
「ぼくたちにケーキを作ってくれませんか?」と頼んできました。
2年に1度、ハロウィンの時に人間の世界でオバケたちがやる
美しい光の舞う【ランタンフェスティバル】は、
今はいなくなってしまった仲間たちが見守っていることを
生きている者たちに知らせるお祭り・・。
だから、オバケだけでなく森の仲間たちにも一緒に
楽しんでもらいたい、とオバケ2人は言うのです。
話を聞くうち、怖い気持ちが消えたルルとララは
パーティーのために【今まで見たことのないケーキ】を
作るという注文を受け・・・
というお話です
ルルとララは一体どんなケーキを作るのでしょう
オバケが怖い森の仲間たちはパーティーに来てくれる
のでしょうか・・・ 続きは絵本で
「誘ったって誰も来やしないさ」と大人のオバケに言われても
「やってみなくちゃ、わからない」と前向きなクローとウー
オバケの世界と生きている者たちの世界の境目をなくして
みんなでハロウィンを楽しみたいというその強い気持ちが
ルルとララのお菓子作りへの大きな力になります
そうして失敗から【今まで見たことのないケーキ】が
生まれるのですが、失敗を無駄にしないその展開が
すごくいいなぁと思いました
2人が作った【今まで見たことのないケーキ】のヒントは
表紙を見てくださいね さて、どれでしょう
これは・・クッキー
こっちは・・・チョコキャンディー
それともこれが今まで見たことのないケーキ・・・なのでしょうか
これらの謎の可愛いお菓子も全部レシピがあるので作れますよ
(私はまだ作っていません・・いつか作りたいですけどね)
あんびるやすこさんのお菓子の絵はどれもとてもおいしそうで、
ルルとララも可愛くて、人気なのも当然だなという感じです
ただ挿絵をつけるのではなく、ページ全体を端まで無駄にせず
読者の目を引く色づかいや柄、構図を考えデザインしています
絵本や児童書を書く以前は、テレビアニメの美術設定や
玩具の企画デザインのお仕事をしていたそうなので、
そのせいでこんなに子どもの心をとらえるのが
お上手なのかなという気がしています
お菓子作りも可愛くて素敵ですが
この本ではランタンのシーンも綺麗ですよ
クローとウーの想いが夜空に舞い上がる
とてもいい場面だなと思います
よかったらぜひ見てみてくださいね
ハロウィーンのおやつ
オバケの中身はマスカットとカスタードでした
カボチャの杖を持った黒猫が登場・・
(杖のジャック・オー・ランタンが後ろ向きで顔が見えてない)
ああ・・どうしよう・・
ちゃんと隠れないと死神に見つかっちゃうよー・・
ハロウィーンと関係ないですがこんなのも買いました