こんばんは
今月は雨が多いですね
この前は遊園地にでも行こうかと思いましたが
雨だったので屋内型の施設に行きました
とても楽しかったです
でもその話はまた次回にして今回は初めての・・・
日本の怖~い絵本の紹介です
今までハロウィン絵本は紹介してきていますが
どれも怖くはなかったですよね
でもこれは本当に怖い妖怪の絵本ですよ
怖いけど、子どもに大切なことを教えてくれる絵本でもあります
『京極夏彦の妖怪えほん ことりぞ』(岩崎書店)
作: 京極 夏彦
絵: 山科 理絵
編: 東 雅夫
作者が京極夏彦さんというところに惹かれ
「“ことりぞ”って“小鳥ぞ”かなぁ・・?」
なんて思いながら手に取りましたが違います
ことりぞ(子取りぞ)とは
島根県出雲地方での【隠し神】の呼び方
隠し神は人さらいの妖怪で
日本のあちこちに言い伝えがあり、呼び方も様々ですが
遅くまで遊んでいる子やかくれんぼをしている子をさらう
という基本的な話はみな同じのようです
子取りぞは誘拐した子の体を絞って油を取り
それを使って南京皿を焼くと言われています
なんとなく怖い場所があちこちにある。
仏壇のある部屋とか、古いお堂とか、
ボロボロの空き家とか、家と家の隙間とか。
誰かがいるような、
見られているような不思議な気配を感じてしまう。
そして、人のいない夕暮れもまた怖い。
「何かいますか?」
何気なく自分に問うと
「何もいません」と返ってきて
なんだ、いないのか、と少しだけホッとして・・・
というお話ですが・・・・
・・・えっ・・・今自分に訊いたのに
まさか誰か答えましたか
気になる続きは絵本で
少女が怖いと感じる場所すべてに同じ小さな黒猫がいて
最初のうちふたりは偶然に会い何度も目が合います
そうするうち自然と寄り添い行動をともにし
やがて恐怖心を共有するようになっていきます
少女が振り返れば黒猫も振り返る、というふうに・・
少女はずっとお面を被り
自分の表情は隠しています
でも怖さが増していくほどに
その無表情のはずのお面に段々と表情が出てきて
ついにはお面が・・・
・・・それに、得体のしれない何かが・・・
ああ、やっぱり小さい子が
一人で遅くまで出歩いていると怖いな・・
作者の京極さんは
『姑獲鳥(うぶめ)の夏』『嗤う伊右衛門』などで有名な
大変人気のある小説家で(私も好きです)
世界妖怪協会に入るなど
妖怪や怪談にとても詳しい人です
絵の山科さんは国内外で展示を行う日本画家で
絵本はこの作品が初めて
洋風な発想の、ふわりと華やかな絵を描く人で
女性の瞳を印象的に描くのが得意のようです
能面を被った人物の絵は
この絵本以外のところでも多数描いています
京極さんの短いけれどじわじわと迫ってくる文に
山科さんの吸い込まれそうな絵が
とてもよく合っていて怖いです
“そうか。こわくないんだ。”と書いてある場面が一番怖いです
あと、最後の言葉も・・・
怖いけど見たい人はぜひ読んでみてください
ピグで恐怖体験
まずは妖かしの狐島の鳥居にて
妙なテンションで楽しく出発する莉花
しかし写真には不気味なものが・・・
そして何かよくわからないうちに・・・
憑かれた
どうなっちゃってたんだろう 記憶なし
続いてお化け屋敷 感染廃病院にて
いきなり怪しいものが写りこむ
病院の中では・・・
ああ・・・怖くて書けません
(てゆーか私の顔すごすぎ)
でもどうにか脱出できました・・・
よかった~
何も憑いてきてないよね 大丈夫よね
怖い話って怖いけど大好きです
今月は雨が多いですね
この前は遊園地にでも行こうかと思いましたが
雨だったので屋内型の施設に行きました
とても楽しかったです
でもその話はまた次回にして今回は初めての・・・
日本の怖~い絵本の紹介です
今までハロウィン絵本は紹介してきていますが
どれも怖くはなかったですよね
でもこれは本当に怖い妖怪の絵本ですよ
怖いけど、子どもに大切なことを教えてくれる絵本でもあります
『京極夏彦の妖怪えほん ことりぞ』(岩崎書店)
作: 京極 夏彦
絵: 山科 理絵
編: 東 雅夫
作者が京極夏彦さんというところに惹かれ
「“ことりぞ”って“小鳥ぞ”かなぁ・・?」
なんて思いながら手に取りましたが違います
ことりぞ(子取りぞ)とは
島根県出雲地方での【隠し神】の呼び方
隠し神は人さらいの妖怪で
日本のあちこちに言い伝えがあり、呼び方も様々ですが
遅くまで遊んでいる子やかくれんぼをしている子をさらう
という基本的な話はみな同じのようです
子取りぞは誘拐した子の体を絞って油を取り
それを使って南京皿を焼くと言われています
なんとなく怖い場所があちこちにある。
仏壇のある部屋とか、古いお堂とか、
ボロボロの空き家とか、家と家の隙間とか。
誰かがいるような、
見られているような不思議な気配を感じてしまう。
そして、人のいない夕暮れもまた怖い。
「何かいますか?」
何気なく自分に問うと
「何もいません」と返ってきて
なんだ、いないのか、と少しだけホッとして・・・
というお話ですが・・・・
・・・えっ・・・今自分に訊いたのに
まさか誰か答えましたか
気になる続きは絵本で
少女が怖いと感じる場所すべてに同じ小さな黒猫がいて
最初のうちふたりは偶然に会い何度も目が合います
そうするうち自然と寄り添い行動をともにし
やがて恐怖心を共有するようになっていきます
少女が振り返れば黒猫も振り返る、というふうに・・
少女はずっとお面を被り
自分の表情は隠しています
でも怖さが増していくほどに
その無表情のはずのお面に段々と表情が出てきて
ついにはお面が・・・
・・・それに、得体のしれない何かが・・・
ああ、やっぱり小さい子が
一人で遅くまで出歩いていると怖いな・・
作者の京極さんは
『姑獲鳥(うぶめ)の夏』『嗤う伊右衛門』などで有名な
大変人気のある小説家で(私も好きです)
世界妖怪協会に入るなど
妖怪や怪談にとても詳しい人です
絵の山科さんは国内外で展示を行う日本画家で
絵本はこの作品が初めて
洋風な発想の、ふわりと華やかな絵を描く人で
女性の瞳を印象的に描くのが得意のようです
能面を被った人物の絵は
この絵本以外のところでも多数描いています
京極さんの短いけれどじわじわと迫ってくる文に
山科さんの吸い込まれそうな絵が
とてもよく合っていて怖いです
“そうか。こわくないんだ。”と書いてある場面が一番怖いです
あと、最後の言葉も・・・
怖いけど見たい人はぜひ読んでみてください
ピグで恐怖体験
まずは妖かしの狐島の鳥居にて
妙なテンションで楽しく出発する莉花
しかし写真には不気味なものが・・・
そして何かよくわからないうちに・・・
憑かれた
どうなっちゃってたんだろう 記憶なし
続いてお化け屋敷 感染廃病院にて
いきなり怪しいものが写りこむ
病院の中では・・・
ああ・・・怖くて書けません
(てゆーか私の顔すごすぎ)
でもどうにか脱出できました・・・
よかった~
何も憑いてきてないよね 大丈夫よね
怖い話って怖いけど大好きです