【95】すきになったら

こんにちは


バレンタインデーまで結構もう時間がないので

今週はバタバタ更新するかもしれないです・・

書きたいことが色々あるので

あ！幼稚園で娘が友だちにあげるチョコ買ってない・・



『すきになったら』（ブロンズ新社）

作：　ヒグチ　ユウコ



去年、発売された頃

書店の入り口に置いてあって

なんだかタイトルと表紙の女の子が

妙に気になってしまって・・・

一旦通り過ぎたのですが、戻って買いました



誰かを好きになると

その人のことが知りたくなる。

その人の好きなものや

その人の大事なものに興味が出て

その”好き”や”大事”を分かち合いたくなる。

だっていつもその人と心が一緒にいたいから。

そして私のこともその人に知ってもらいたくなる・・・



という内容です

物語ではなく、誰かを好きになった時の心の動きが

短い言葉で綴られているのですが

少女とワニのイラストが少し物語的です





ワニ・・・

でも何故か獰猛な感じはまったくしない・・・

ちょっと微笑んでいるように見えるし

帽子にはお花もついているし・・・

（花がついている理由は絵本を読めばわかります）



そんな彼が少女に恋されていることにふと気づき

２人はやがて心を通わせて

お互いの存在に”癒し”を感じ合うようになるのです

絵が語ってくるのはもちろんですが

文章も素直で純粋で心に残ります



作者のヒグチさんは美大出身の大変人気のある画家で

ダークで可愛いその世界観が

特に女性の心をとらえています

ファッションブランドや画材メーカーなど

様々な企業とのコラボだけでなく

Gustaveというオリジナルブランドも持っています

作品集や絵本など本も複数出版されています

ちなみに以前紹介した↓こちら（『ユリイカ』2015年3月臨時増刊号）



インパクトのあるこの表紙はヒグチさんの絵です



今回の絵本の終わり方は

「なるほど～うん♪うん♪」という感じなので

よかったらぜひ読んでみてくださいね






もうすぐ娘の小学校の説明会があります

しかし卒園間近っていう実感が本人も私もないです

大丈夫かな・・・