こんにちはごあいさつ



1月もすでに半分が終わり

今頃になってようやく2017年最初の絵本紹介です冷や汗

週末急に寒くなってが降ったところも多かったし

雪の絵本も紹介したいなと思ったのですが

酉年なので一応1冊目は

鳥が主人公の絵本にしようと思いますこっこっこ

ニワトリではないですが、大好きな鳥の絵本です本



book*『ウィリーはとくべつ』(紀伊國屋書店)読書中

絵とお話: ノーマン・ロックウェル

訳: 谷川 俊太郎





誰が描いた絵か名前は知らなくても

誰もが絶対に一度は見たことがある有名なイラストレーターパレット

日本にもファンが非常に多い

ノーマン・ロックウェルが書いた唯一の絵本ですrabbit*

ロックウェルの絵が私はもともと大好きで

本屋でたまたま見つけて即座に買いましたウォレット



ウィリーは姿も感じ方も他のツグミとは違う

随分と変わり者のツグミだった。

ツグミであることに誇りは持っていたものの

父の言うようにツグミらしく生きていくことにうんざりし

とうとう家を出て一人暮らしを始めた。

母は毎日ちゃんと食べているか心配して訪ねてきたが

家へ戻りなさいとは言わなかった。

自分には一体どんな才能があるのか・・・。

そう考えながら飛んでいたある黄昏

フルートの優しい調べを耳にした。

近づいてみると、図書館職員のポリーさんが

窓を開けてフルートを吹いているところだった。

ツグミの歌だと父が言っていたヘンデルの曲を

彼女が吹いていることにウィリーは嬉しくなって・・・




というお話ですhappy*

なんだかまるで人間の話みたいだけど、ツグミの話ですよツグミ

小さい子には難しい内容かな・・と思うかもしれませんが

様々な鳥の中でひときわ目を引く魅力的なウィリーを見れば

子どもは子どもの読み方で読める絵本かも

ときっと思うはずです音符

(事実、著者は子ども向けにこれを書きました)



うちの洗面所に飾っているロックウェルの絵
(【GIRL AT THE MIRROR】と【CURIOSITY SHOP】)



ヘンデルの曲をきっかけにして

人間のポリーさんと鳥のウィリーとの間に

友情(あるいは恋心?)が芽生え

2人で過ごす楽しい時間の中で

ウィリーは自分の中にある才能を開花させますキラキラ

けれども、やがて事態は思わぬ方向へと進み

2人を苦しめることに・・・sad*

とはいえ、別に悲しいお話とか暗いお話ではないので

気になる方はぜひ絵本を読んでみてくださいねウインク*m



パソコンコーナーにも青と赤の額で飾っています
(【DREAMBOATS】と【GARY COOPER】)



人々の平和な日常の一瞬

見事に切り取って描き出すロックウェルlove*

絵から場面が飛び出してくるというか・・・

描かれた人々の声が聞こえてくるような気がする・・・

そんな物語のある絵を描く人ですねhappy*

この絵本では鳥たちの中で

ウィリーにだけ表情がつけられていますシロハラ

様々な表情を見せる人間たちの中で

誇らしくさえずるウィリーはなんだか鳥じゃないみたいプッ



集めたロックウェルのポストカードを入れたファイル
(右は【TRIPLE SELF-PORTRAIT】というロックウェルの自画像)



ロックウェルの友人は

「この話はロックウェルの自伝的なスケッチだ」と言い

ウィリーの見た目も彼そっくりだと話していたそうですポイント

作中に出てくる鳥類学会の人々は当時実際にいた人たちで、

ポリーさんも顔は変えてあるけれど

ロックウェルの3番目の妻がモデルかも、と言われていますナカヨシ



ロックウェルはアメリカを代表する画家・イラストレーター

美術学校で学んだ後、雑誌で絵を描くようになりましたアメリカ

1916年から40年間に300点以上のイラストで

サタデー・イブニング・ポストの表紙を飾りましたbrush

彼は主に田舎の庶民を表情豊かに生き生きと描きましたが

自身は裕福な家庭に生まれ

両親にはあまり親しみを持てないまま育ったそうですshun...*



絵だけでなく物語もとても素敵な絵本なので

本当にオススメですよ~好き






最近『赤ずきん』っぽいものがまた大好きです・・赤ずきん


earth music&ecologyの赤ずきん風ポンチョ
赤ずきんの小さながま口バッグ



幼稚園のほうは

もうすぐ謝恩会のダンスと歌の合わせがありそうなので

家で娘と一緒に練習中です!!*

先生に本番まで内容を隠しておくの結構大変・・苦笑