おはようございますごあいさつ



クリスマスまであとわずかですねサンタ

掃除、年賀状など年越し準備に忙しい時期ですが

23日になるとなんとなく気持ちも【クリスマス】にfather Xmas*



クリスマス絵本特集も4冊目ですクリスマスリース

今回は感動系のお話です・・・キラキラ



book*『ちいさなもみのき』(福音館書店)読書中

作: マーガレット・ワイズ・ブラウン

絵: バーバラ・クーニー

訳: 上條 由美子




バーバラ・クーニーの絵本だから買いました本

彼女の絵本は家に複数あって

既に紹介したことのある作家だと思っていたのですが

実はまだだったみたいですshock*

・・・というわけで慌てて紹介汗☆



森のはずれに立つ7歳の小さなもみの木。

自分がまだ他の木と比べてうんと小さく、

仲間たちのいる森から一本だけ離れて立っているのを

いつも寂しく思っていました。

ある日、森から歩いてきた男性がこのもみの木を見つけ

「わたしの息子にぴったりだ!強く一緒に伸びていくんだ」

と言って地面から掘って担いで持って行きました。

冬に家族とこの木を囲んでお祝いをしたら

また森のはずれの元の場所へ植え直して

次の冬にはまた家の中でこの木でお祝いをしよう、と。

彼の息子は生まれつき脚が悪く

ベッド脇の窓から見える緑の木々を眺めるのが大好きで・・・




というお話ですrabbit*

主人公は【もみの木】

木の視点で書かれているところがとてもいいです木

アンデルセンの『もみの木』と違って

前向きに進んでいく物語が大好きですニコ顔



もみの木がまだ一粒の種だった頃から

7歳になるまでの日々のことも書かれ

森のはずれでひとりぼっちで育った寂しさ

まるで人間の少年の心情のように読めてきます読書中



男の子と暖かな家の中で過ごす初めての冬雪だるま

キラキラと美しいクリスマスツリーになってから

森で過ごす春から秋までの時間の感じ方

もみの木の心の中で大きく変化しますlove*



もちろん木に表情は何もないのですが

物語の中の時の流れに合わせて

段々と表情が見える気がしてきますよ嬉しいッ☆

ラストに向かうところで

少しハラハラする展開もあるので注目・・・shock*



作者のマーガレット・ワイズ・ブラウン

以前にも作品を紹介しましたが(【68】の絵本

今回のこの絵本のほうが実は私の好みですはぁとv

時とともに心が変化していくさまが魅力的で時計



バーバラ・クーニーの絵は

そんなブラウンの文章に非常によく合っていますキラキラ

絵の中に無駄な描写がなく

ブラウンの文章を大切にして描いています好き

少ない色数の中で緑と赤が印象的に使われ

全体を通してクリスマスらしさがある絵本ですfather Xmas*



クーニーはアメリカで最も評価の高い絵本作家の一人

コールデコット賞を2度受賞していますメダル

画家である母の影響で幼少期から絵を始め

物語とテーマに忠実な絵を描く姿勢で

多くの挿絵や絵本を発表しましたパレット

ブラウンとのコンビでの絵本は複数出ています本



小さなクリスマスツリーの心温まる物語・・クリスマスツリー

よかったらぜひ読んでみてくださいね音符





一目惚れで買った

猫サンタが可愛いハンドタオルハート



パン屋さんで買った黒豆のシュトーレンポインセチア

おいしかった~好き