熱、38.9度から37度に下がって、体の痛みもなくなりました。


今日も猫に見守られながら寝ています。



寝てばかりなのに、ストーマが漏れて、朝からパウチ袋の交換です。

なぜ漏れるんだろう?



隔離状態の私に、いろんなものがカゴに入って渡されます。笑


昨日は食料品のカゴ。



メイバランスとゼリー飲料、高熱時には食べやすくてとてもよかったです。


癌で札幌の病院に入院していた時、ゼリー飲料は憧れの食べ物でした。


なぜ憧れだったかというと、大部屋の病室の向かいのベッドにいた方が、癌の放射線療法のため長期入院していて、不安で泣いていて、食事が喉を通らなくなっていました。


その方は、札幌から遠く離れた別海町というところから入院した方でした。


ちなみに別海町(べっかいちょう)の地図のリンク貼っておきます。北海道以外の方は、位置関係がわからないと思うので。



コロナ真っ只中だったので、面会禁止でしたし、癌と言われて不安で手術できない放射線療法でしたので、とても心細かったのでしょう。


入院中、睡眠導入剤や抗うつ剤が処方されたり、院内のカウンセラーさんが話を聞きにきたりしていました。


私も世間話をしながら慰めても、癌治療中の私の言葉なんて届くはずもなく、その方は表情を曇らすばかり。


毎日、家族や兄弟、友達とLINEしていて、食べられないその方宛に、家族やお姉さんから宅急便で食べ物が送られてきていました。


その中にゼリー飲料がありました看板持ち


札幌で1人ぼっちで闘病していた私は、それを見て羨ましかったのです。


当時、私は、長崎に住んでいる両親に、癌であることを隠していました。


ただ、弟1人にだけ伝えていました。

入院の身元保証人をお願いしなければいけなかったので。


でも、札幌で入院中、弟へLINEすることは1回もありませんでした。

心配かけたくなかったから、1人で頑張るしかないと思っていました。


札幌の友達にも、連絡しませんでした。

癌になったことを知られたくありませんでした。


ゼリー飲料には、そんな思い出があるのです看板持ち