巻き爪の前段階である陥入爪を矯正するために、プラスチック樹脂を親指の端に貼り付けて、陥入爪の横の皮膚を引っ張って痛みを和らげるために、テーピングをしています。


しかし、この2つのケアに、さらに不都合が発生しました。


外反母趾で親指が人差し指と重なって、別の痛みを発していることは、昨日のブログにも書いたのですが、夜帰宅して指を見てみたら、別の問題が起こっていました。


それはテープかぶれです。処置をした直後から痒いなとは思っていたのですが、かぶれるだけではなく、水脹れになっていました。


子宮体癌の開腹手術をした後もガーゼを固定するためのテープの部分が水脹れになっていたことがあります。


抗がん剤治療をしてから皮膚が弱くなってしまい、アルコールにも弱くなり、注射前のアルコール消毒では、皮膚が赤くなります。


仕方がないので、陥入爪ケアのためのテーピングは全部剥がしました。


そして、せめてもの対策として、朝の支度をするときに、ストッキングはやめて、5本指ソックスを履こうとしたら、これもダメでした。


親指の爪矯正のプラスチック樹脂が靴下の指の部分に引っかかって親指が入っていかないのです。


やることが全てダメで、何だかイライラしている時に、今度は、母と言い争い。


今日は職場の成人病検診の日で、いつもは履かないズボンを履いていました。

それを見た母が、ストーマの袋で膨らんだお腹がみっともないからベストを着ていきなさいというのです。


絶対嫌だと言う私と、みっともないという母。


私だって好きで袋をつけてるんじゃない。


毎日、妊婦服のようなダボダボのジャンパースカートを着ているのだって、本当なら着たくない。


そんなこんなで、朝から悶々とした気持ちになってしまいました。


そして思うのが、何で癌になっちゃったんだということ。


いやいや。

誰のせいにも、自分のせいにもできない。後悔したって元には戻らないんだから。

今まで、何度もそう自分に言い聞かせてきたじゃないか。


悶々するだけ無駄。


今回だって、陥入爪が治ってしまえば過ぎ去ったことになる。


そうだそうだ。

と、また言い聞かせる。