昨晩突然、思うように動かない身体と頭や、年齢、癌の再発への不安を理由に、いろいろなことを妥協したり、諦める人生を送るのは嫌だなあと思いました。


そう思って、末期癌から復活した人はどんな人生を送っているのだろうとネット検索しました。


そうしたら、刀根健さんの著書に目が止まりました。



そして、刀根健さんのもう一つの著書にも興味を持ちました。


今日、手元に本が届いて、「僕は、死なない。」を一気に読みました。


ステージ4Bまで症状が進んで、身体の自由が効かなくなるまでいって、癌に降参するところまで戦って、そこから怒涛の逆転劇が始まるストーリー。


癌のステージ4Bとは、癌の最終段階、悪い方の一番上のランクです。


私の子宮体癌のランクもステージ4Bまで進んでいました。末期癌の状態でした。


私は、癌からくるトルソー症候群で脳梗塞を発症して、ほぼ寝たきりになり、今も少し後遺症が残っています。


末期癌から回復した刀根さんは現在、講演活動や執筆活動をされています。


また、癌の再発転移を繰り返しながらも、地域医療に力を注ぎ、プライベートでは積極的な推し活をしている北海道の女医さんのYouTubeも見ました。


彼女は「仕事もプライベートも諦めない」と言って、闘病をつづけています。



私も諦めずに歩く練習をしたり、仕事を探して、今年の春に社会復帰するところまできました。


しかし、健康な人を羨んで、この身体では仕方ないと諦めて、人生にブレーキを踏んでいることが多々あります。せっかく癌を乗り越えたのに、それでは、私の心が満足していない。

病気前と同じようにはできないから多くは望まないようにしようと自分の心にフタをしている現状でした。


その現状に、心が疑問を感じ始めたんです。

本当にそれでいいの?って。


どこに出口があるのかまだわからないけど、とりあえず、この本を読もうと思います。