今日のヤフーニュースの記事で

「中途障害で失職」というテーマの記事がありました。記事の内容は、「世の中、そういうことあるよね」という感想ですが、気になったのは、そのニュースへのコメントでした。



大半は、記事の中の障害者に対しての批判的なコメントでした。


障害者雇用で働くその人は、障害者になる前は、バリバリと働いていて、収入も高く、障害者になっても技術向上のための努力を重ねているようでした。


「障害者だから、我慢して感謝するべきだ。感謝が足りない」

「プライドが高すぎる」

「向上心があっても障害があるから結局役に立たない」

と言ったニュアンスのものです。


読んでいて心が痛かったです。


私も今、障害者雇用で働き始めたばかりです。


給与は、病気前よりも下がりました。

まだ、仕事らしい仕事はありません。


1週間、会社紹介のパンフレットや分厚い資料を読んだり、会社のホームページを見ていました。


知らなかったことがいっぱいあって、面白いので眠くならないし、どちらかというとワクワクしていて飽きはしないのですが、ずっと座りっぱなしで体が痛いです。


「何か仕事はないですか?」と聞いたら、4月5月は頼みたい仕事はまだなくて6月くらいからお願いしたいことが出てくると言われました。業務内容上、1年を通して暇な時期と忙しい時期があるようで、今は暇みたいです。


記事中で職場の人に「あなたは、勤務時間中、ただここに座っていればいい」と言われたという内容、私もずっとそうなるのかなという不安があります。


「できないこともあるけど、今までの経験を活かして役に立ちたい。仕事をしたい」という気持ち、中途障害者のその気持ちは、一般社会的には、プライドが高すぎると一笑一瞥されてしまうのでしょうか。


今の職場は、そんな感じは全くありません。逆に、気を遣ってくれるのがわかるくらいです。


でも、私的には、思うように動かない体に諦めの気持ちもあります。


家の中でも、マルチタスクができません。

1つずつしか物事を処理できないのです。

マルチタスクをやろうとするとミスが出ます。

なので、全てがスローリー。


こうやって、できることとできないことの気持ちの折り合いをつけていくしかなさそうです。ウインク