数日前、ネットをつらつら見ていたら

「がんを自然に治す生き方」という本が目に入ってきた。


私は、がんを宣告されてからも、療養中も、癌の本やがんを治す本も読まなかった。


いや

2冊だけ読んだな

1冊は

「働く女性のための がん入院・治療生活便利帳 40代、働き盛りでがんになった私が言えること」

癌になっても働く気満々だったので、闘病生活を乗り切るための情報が欲しくて読みました。

ただ2015年の本なので、情報が古かったです。

私が癌の宣告を受けたのは、2021年です。


もう1冊は

「がんに負けない たった3つの筋トレ」

これは、本は買わなくて、YouTubeの本の解説動画を見ました。

札幌の自宅にいる時と入院中(抗がん剤治療中〜脳梗塞で倒れる前まで)は、スクワットをやっていました。


それ以外は、癌に関する本は、読みませんでした。

なんだか怖かったし、スピリチュアルなことや精神的なことに頼る気持ちがなくて、ただたんたんと事実を受け入れようと思って、実用的な情報だけを見ていました。


不安や恐怖を大きくしたくなかったので、がん闘病ブログはあまり読まないで、どちらかというと、当時、自分が困ったことや、自分の記録として自分のブログを書くことのほうに気を向けていました。


あれから3年経って、手術をして、抗がん剤を中断して、社会復帰しようとしている今になってから、闘病ブログを読んだり、癌が再発した人の情報に気が向くようになりました。

がん再発はごめんだと思い、今自分にできることがあるならどんなことがあるか、気になってきたからです。


というわけで、冒頭の本が気になりました。


でも読みたくて探したら、随分前の本で、もう紙の本はAmazonでも書店でも売っていなくて、AmazonKindleの電子ブックしかありませんでした。


同じ作者の新しい本も出ていましたが、アメリカの事例が中心で、参考にしにくそうだったので、古い本の方を読みたいと思いました。




そうだ、古い本は図書館にあるかもと思って、長崎市立図書館の蔵書を調べたら、あったので借りてきました。



情報ソースがアメリカなので、少し違和感はあるのですが、癌が劇的に寛解した人の医学論文を分析して、世界中の寛解経験者に取材した情報を9つに分類して記載されていました。


・抜本的に食事を変える

・治療法は自分で決める

◯直感に従う

・ハーブとサプリメントの力を借りる

◯抑圧された感情を解き放つ

◯より前向きに生きる

◯周囲の人の支えを受け入れる

◯自分の魂と深く繋がる

◯どうしても生きたい理由を持つ


◯が付いているのは、癌になってから私も実践してきたことでした。


「どうしても生きたい理由を持つ」については、療養中の回復段階ごとに、小さな未来の生きたい目標を立てて、達成してきました。


病状によって自分だけで達成できること、人の力を借りないと達成できないこと、いろいろありましたが、乗り越えてきました。

私の達成事例は、次のようなことです。


★札幌から長崎への引越し準備をする

★生前整理業者を探す

★札幌から長崎の病院へ転院する

★トイレまで自分の足で歩く

★皿うどんを食べる

★家までの坂と階段を杖なしで歩けるようになる

★1人でバスに乗れるようになる

★大くんち展を見に行く

★手話を習う

★札幌へ旅行する

★札幌在住中に行きたかった飲食店へ行く

★札幌在住中に登っていた藻岩山へ行く

★つる薔薇を庭で育てる

★太った身体を50キロまで落とす

★再就職

★社会復帰する


〜今はここまで


来年の目標は

★台湾旅行

★再就職(今の職場は1年限定なので)

★癌の再発なく元気で過ごす


です。