母の元に、広島の叔母から電話がかかってきた。

叔母の義理の息子(東京で一人暮らし)が外出先で脳梗塞で倒れて意識不明になっているらしく、どうしようと、オロオロしているそう。


数ヶ月前にも一度脳梗塞で倒れて、回復後に退院していたと聞いていたのだが、本格復帰ではなかったのだろう。


叔母は再婚で、息子とは血が繋がっておらず、前回倒れた時も義理の息子の面倒は見たくないと言っていたらしい、息子も広島には帰らないと言っていたようだ。そして突然倒れたので、入院費もなく、血のつながった実の弟が治療費を払ったという。


人ごとではあるが、私も似たような事態になっていたので、大いに気になる。


幸い私が、脳梗塞で緊急入院になったときは、何かあった時に備えて、預金通帳、医療保険、簡易保険の契約書、職場の人事担当者の連絡先、マンションの大家さんの連絡先をまとめた手帳を持ち歩いていた。


転居の準備もしていたので、水道、ガス、電気、灯油の転居届、インターネット回線の解約届も出していた。


癌で治療中だったので、限度額証明書も持っており、退職する予定だったので、派遣会社の人事担当に傷病手当を請求するための書類も取り寄せていました。


引っ越し直前で、最低限の荷物はすでに発送済みで、あとは遺品整理の業者にも依頼して家財道具は全部破棄してもらうことになっていました。


なので、何もわからないまま突然、家族がいろいろな手続きをするということには、ならなかったが、それでも、突然長崎から札幌に飛んできて、私の身辺整理をした弟は、とんでもなく大変だったに違いない。


とはいえ、貯金があったので、入院代も業者代も交通費も全て自分で支払い、親兄弟に金銭的負担をかけることはなかった。


決して高額な給料をもらっていたわけではなかったけれど、親元を離れて、女一人暮らしをしていたので、頼れるのはお金。こつこつと貯金はしていました。


今後も、再発の可能性はゼロでは無いので、何らかの方法で貯蓄を増やす努力はしなくてはと思っている。

なので、できないことはあるけれど、健康維持の努力と再就職する意欲は捨てていない。


健康とお金、それが生きるにあたって、一番重要なことだからウインク