去年のお盆は、抗がん剤の副作用による心不全で、自由に歩けなかったので、自宅のベッドに横たわったまま、精霊流しの鐘の音だけを聞いて、お盆気分を味わいました。


今年の夏は、歩けるようになったので、精霊船見物もできるのだけれど、先日の花火見物で、人混みは体力負けすることがわかったのと、猛烈な爆竹の音に耐性がないと思うので、精霊船見物はパスして、テレビ中継を見る予定。


ローカルテレビ情報によると、今年の目玉は、新地の釣鐘堂薬局のご主人の精霊船と、長崎くんちのオランダ船の根曳きをやっていた福田さんという男性の精霊船らしい。


精霊船は、今年初盆を迎えるお宅が御霊を極楽浄土へ送る行事。凝っているお宅は、生前の仏様の生き様を精霊船に宿すように、一生懸命、精霊船を造る。


今晩の精霊流し中継が楽しみです。