昨日家で瞑想をしていると
この言葉が浮かんできました。
『生きてるだけで丸儲け』
芸人明石家さんまさんの
座右の銘で知られている言葉ですが
みなさんは聞いたことがありますか?
生きているだけですばらしい
という意味なので
とても素敵な言葉だとは思っていましたが
詳しいことは知らず
インターネットで調べてみました。
するとあの明るいさんまさんの
涙なしには語れない生い立ちを知り
心からの声があの言葉になったのだと
とても感動しました。
こちらにもシェアしたいと思います。
◆実母はさんまが三歳のときに病死している。
◆(さんま兄が)小学校高学年の時に父が再婚
さんまには年の離れた弟(故人)ができた。
◆「中学生くらいの頃は娯楽といえぱ
三枝(文枝)のラジオ『ヤングタウン』でね。
二段ベッドでいつも二人で聞いてたんです。
新しい母には遠慮もしたし、やっぱり反発もあった。
その母が昔、隣の部屋で酒を飲みながら
『うちの子はこの子(弟)だけや……』
って言うのが壁伝いに聞こえてきたんですよ。
二人でよう二段ベッドで泣きましたわ。
せやから高文は酒飲む女の人が苦手なんです。
芸能界行くまではほとんど飲まなかったし
今も本質的に酒は好きじゃないと思います」
(実兄の話)
◆継母はずっとさんまを無視し
まるでさんまがそこにいないかのように
弟にばかり話しかける。
さんまはそれでも継母と仲良く
してもらおう、反応してもらおうと
毎日毎日必死で面白いことを考える。
そのうち学校でもそのノリで暮らすようになって
一躍人気者、お笑いの道へ。
◆さんまの弟(当時19歳)は
自宅の火事が原因で亡くなっている。
当時弟は高校生。
さんまは冠番組を持つほど人気があった。
◆「ぼくのことを、昔から
すごく尊敬してくれるやつでね。
ぼくがいうことはすべて正しいと
思っていたみたいですよ。
自分にも、それから他人にも
素直に自分をさらけだせるやつでしたね。
ぼくもサッカーやったけど
チビのほうがすごいんですよ。
サッカー部のキャプテンで
インターハイにも出たし
国体選手にも選ばれたしねえ……。
去年の10月、大阪のぼくのマンションに
遊びにきたとき、今度のワールド・カップを
ふたりで一緒に見に行こう。
キップはぼくが買っとくからって、約束しとったのに……。
まだ納得できません、あのチビが死んだなんて……」
◆継母の件があったから
さんまは元妻大竹しのぶの
連れ子ニチカをすごく可愛がっている。
◆子供らに自分のことをボスと
呼ばせてるのもニチカに対する気遣いらしい。
◆家に帰ってくるとイマルより先に
ニチカに触っていた。
◆成長したニチカは慶應に進学。
学生時代の友人と起業。
◆1985年8月12日に起きた
単独機としては世界最悪の犠牲者数を出した
航空機墜落事故
その犠牲者は520名に及ぶ。
さんまは当日、東京のフジテレビで
「オレたちひょうきん族」の収録後
当便で大阪へ移動し
毎日放送「ヤングタウン」に出演予定であった。
だがたまたま「ひょうきん」の収録が
予定よりも早く終わったために
123便をキャンセルし、ひとつ前の
ANA35便と推測される便で
大阪に向かい難を逃れた。
さんまは事故当日の生放送の
ラジオレギュラー番組では言葉を失うほどの
ショックを受け、番組をこの事故の
報道特番に切り替えた。
さんまはこの事故をきっかけに
新幹線で行ける範疇の場所
(東京~大阪の往復など)へは
飛行機ではなく新幹線を利用するようになる。
生きているだけで丸儲け
母と弟の死、そして自分自身も
日航空機事故で死にかけた経験から
生まれた言葉。
常に死を意識して生きてきた
さんまさんだけに、この言葉が
とても重く深みを持ってきますね。
何気なく生きていると忘れてしまう
ただ生きていることのすばらしさ
ありがたさ。
普通ってとんでもないことなのかも知れない
平凡に過ごせることって
宇宙が用意してくれた
最高の奇跡なのかも
そのことに気付けなくなってくると
宇宙は様々なことを起こしてくれる。
辛いことやしんどいこと
そこから逃げたくなってしまうことも。
でもその山を越えたら
きっときれいな景色が見えてくる。
今ここに生きているって
ほんとうにほんとうに幸せなこと。
生きているだけで丸儲け
また好きな言葉が増えました。