神戸旅行の続き〜。
お腹がいっぱいになったので、散策へ。
いえ、まぁ、神戸市立博物館に向かうだけですけどね。
健民ダイニングから、そこへ向かう道中で、いくつかの古い洋館を見付けました。
こちら『海岸ビルヂング』。竣工は明治44(1911)年。
建物に付けられたプレートには、このように書いてありました。
竣工当時は海岸通りで一二を名建築であったと伝えられていますが、戦災で中央のコーニス上に載っていた巨大なペディメントが失われたため、当初の面影とはかなり異なっています。
設計は河合浩蔵で、2階窓下の正統的なペディメントを自在に変化させた装飾をはじめ、和風の窓上唐破風の形態や、1階の幾何学的装飾、キーストーンの形態など、様式にとらわれない自由な細部の意匠や、玄関から一直線に駆け上がる直階段のダイナミックな空間デザインが特徴的です。
100年以上を経てもなお、美しい建物ですね。
国の登録有形文化財です。
気になるものもあり。
元々は、貿易会社兼松商店の本店として建設されたそうで、一見、花崗岩貼りで分かりませんが、煉瓦造りなのだそうです。
1階はブティック?建物内の吹き抜けには、ステンドグラスが飾られていて、日没から22時までライトアップされているのだとか。
さぞや美しいのでしょうね
さて、お次は『神戸メリケンビル』です。旧日本郵船神戸支店として建設されました。(現在は日本港運株式会社所有)
『海岸ビルヂング』と同様に、1階は商業施設になっているようです。
ちなみにこの建物も、22時までライトアップされるとか?
大正7(1918)年に、曽禰達蔵と中條精一郎による設計で建設されました。
当初は銅葺きの屋根と円形ドームを戴いていましたが、神戸空襲で焼失したそうです。
1994年に耐震工事をしており、翌年の阪神・淡路大震災では、軽微な被害で済みました。
少し古め(1988年)の銅板が貼られていますね。なになに⋯
この建物が建つ前は、アメリカ領事館だったそうで。
建ったのは、明治元(1868)年7月の事。
当時のアメリカ領事館の画像は検索したらなんとなく、のモノクロ写真がヒットしましたが、日本家屋っぽい⋯
そもそも、メリケンってなんなん?
当時、アメリカ領事館の近くには、メリケン波止場があったそうで。
⋯メリケンって、メリケン粉から?
メリケン=アメリカだよ!
アイタタタ
(ァメ〜リキェ〜ン☆)