名前の通り、税関だった建物です。説明板には、このように書かれていました。
門司港は、明治22(1889)年の開港以来、九州の玄関口として、また神戸、横浜に並ぶ国際貿易の拠点として、近代日本の発展を支えてきた港です。街なかに残る数多くの歴史的建造物が往時の繁栄を物語っています。
この建物は、明治45(1912)年に門司税関庁舎として建てられ、15年間使われましたが、昭和2(1927)年に税関の新庁舎が2週間海岸通り(現在の門司港湾合同庁舎地)に移されましたので、その後、民間に払い下げられ、事務所や倉庫などに使われていました。
△ 『門司レトロハイマート』と共に
関門海峡の美しく雄大な自然の中で、数々の歴史を刻んできた赤レンガのたたずまいは、現在によみがえり、門司港レトロ施設の一つとして新たな歴史を刻もうとしています。
赤レンガの木骨構造!中に入るのが楽しみです♬.*゚
映えスポット発見☆
撮ってもらう勇気はありませんでしたが・・・
さぁ、中へ。こちらは無料になっております。
随分改修されているようですね。110年前に建てられた建物ですもんね。
うわぁ〜、天井が高くて、開放感があるー!
季節柄、こちらでも、古いひな飾りが展示されていました。それも、なかなかの数!撮影者、多し。
衣桁(いこう)に飾る雛人形は初めて見ました。これはユニーク♬.*゚
こちら、お餅飾りが妙にリアル・・・お餅だけ新しい物?
あっ、奥にいる犬?と、目が合いました!
税関のイメージキャラクター、『カスタム君』だそうです。
麻薬探知犬をモデルにしているので、犬型のようです。
トラもおるよ!って・・・過去に税関で没収したものがいろいろと展示されいました。
隠し持って入国する人の知恵と言ったら!それを見付ける方たちに、感謝ですね。
NHK朝の連続ドラマ『あさが来た』のヒロイン 白岡あさのモデルとなった女性実業家 広岡浅子のことや、門司税関初代庁舎が焼失した記事等も展示されていました。
・・・え?この門司税関の前身の建物があったのですか!
こちらが初代かと思いました。
明治28(1885)年に建設された支署庁舎。2回も火災に遭ったのだとか。木造だった為に全焼・・・そんな歴史もあったのですね。
赤レンガは耐熱性が低い?
この具合が、“味がある”という事なのですね。
レンガ壁に穴が空いています。ここに1階の天井と2階の床があったのか?
吹き抜けにしているから、天井が高かったのですね。
近くにあった説明板にはこのように書かれていました。
てんとうむしのベンチ
一滴の水の格が、歴史を刻んだ新たなる気運の空気を得て、エネルギーの満ち溢れるばかりのフォルムとなった。
板を立て並べることで生まれる造形家具“クジラシリーズ”第25作目としてデザインされた未来型ベンチです。
どうぞご自由におかけ下さい。
製作者:家具・インテリアデザイナー 藤江和子
・・・って書いてるのに!
ベンチには『さわらないでください』の張り紙が。
イテテ
(コロナ禍だから?)
検索してみると、各地に作品があるようです。気になりますね。
この赤レンガの壁には、ジャンル問わず、作品に合いそうですね。実際、書画がより一層映えて見えました。素晴らしいです。
一角には、このようなオシャレな飾りが。
昭和2(1927)年に製作された真鍮製飾り金物は、門司税関や、その他合同庁舎に取り付けられていたものなのだそうです。んまぁ〜、素敵じゃないですか。
Tもっちゃん:「ランチ後にスタバでラテ飲んでお腹いっぱいだけど、今が夏だったら絶対に食べてるよね。」
うん、絶対ね!
アイタタタ
(魅力的な看板が目立つ場所に立っていたんですよ!)