ふと、『うっせぇわ』という歌を歌いたくなったRieruです★
・・・サンシャイン池崎さんの替え歌バージョン。
イテテ
(♬インリン・オブ・ジャスティスかもね〜)
が、2番目は聴くだけで歌うのはムリ!と大人しくしてる女は、先週末に山口市にある『山口県立山口博物館』を訪ねました。
現在、特別展の『江戸時代の旅と街道』が開催中で、大変興味深い展示ばかりでございました。
展示構成は、このようになっております。
プロローグ 江戸時代・旅と街道のきほん
第1章 さまざまな旅の姿
1 萩藩の参勤交代
2 萩藩主の御国廻り
3 殿様たちの湯治旅行
4 庶民の旅 -お伊勢参り・名所見物-
5 吉田松陰最後の旅 江戸送り-
第2章 絵図と古文書で見る防長の街道
1 絵図に描かれた街道 -萩往還・山陽道・赤馬関街道・山代街道・石州街道・岩国往来・肥中街道-
2 街道の要衝
3 街道の残影 -ストリートアルバム-
第3章 絵図を作った人々 -萩藩絵図方と郡防地理図師有馬喜惣太-
エピローグ さぁ、歴史の道へ飛び出そう! -歴史の道の整備と活用-
タイトルだけ見ても、萌えますね。
現在はコロナ禍で行きたい場所に自由に行けない状況ですが、江戸時代は別の理由で自由に他藩には行けませんでしたよね。
そんな中、商人(ら)が出掛けたお伊勢参り等の旅行記が展示されていました。
また、毛利の殿様たちが行きたくない(大金も使うし・・・)のに行かざるを得ない旅行であった『参勤交代』の様子の展示も面白かったです。
その殿様たちが利用していた湯地も分かりやすい展示でした。
先月訪ねた湯本温泉や今回訪ねた湯田温泉も、萩藩毛利家御用達でしたね。
貴重な古地図の鑑賞で、テンションはピークに。
撮影OKの場所では、取り憑かれたようにiPhoneのシャッターを押し、しゃがんだり、背伸びをしたり、左右に揺れたり・・・
え?大丈夫?
イテテ
(しかもおひとり様)
何度か拝見したことがある、萩の古地図。
海の色がお気に入りで、ウチの縁側の壁をこの色で塗ろうか考え中。
紫月山を覆い隠すように描かれている雲もイイ感じです。
萩八景遊覧船の船頭さんが教えてくださった、『全国にある城(址)の中でもココだけ!』の、天守閣のひとつが確認出来ました。
学ぶ前と学んだ後では、観る箇所が異なります。
例えば、コチラ。
このお堀の場所も、遊覧船に乗らなければ注意して探すことは無かったと思います。
こちらの防長の古地図も撮影OKでした。
個別でコピー(書籍等)されたものは見たような気がしますが、コンプリートしたものは初めて目にしたような?
ややっ!
防府の向島が、まだ離れ島です。こんな形だったのですか。貴重ですね。
この日訪れた場所は、昔も建物が多かったことがわかります。
なんてったって、ここは『町』でしたから。
よく見ると、五重塔が三重塔で描かれていました。
そして最後になりましたが、こちらの『超巨大地形模型』(縦380✕横560cm)も撮影OKで、背伸びして両手を上げても、これが上から見た精一杯の姿で・・・それだけが心残りでしたね。(影が証拠)
反対側からは低いし・・・こんなすごいものが江戸時代・・・明和4(1767)年に作られていたとは驚きです。博物館所蔵の、国指定文化財・・・
てか、リーフレットに載ってたー。
イテテ
(それでも真上からの撮影では無いように見えます)
有馬喜惣太の作ですが、複数人で制作したようです。
粘土で成形し、濡れた和紙を周りに貼っていきます。乾いたら中身の粘土を取り除いたようですよ。
その後に着彩かな。張子っぽい感じ?なので、随分軽いのだとか。
あまりに小さい島は、粘土はそのままだったかな。
近くに設置されていたテレビには、分かりやすいDVDが流されていました。
視聴しましたが、メモをせず・・・(←何のために持ってきたのか謎)
見島等、かなり離れた場所にある島は別の場所に展示されていました。
ケースに入っていますが、間近で観れて助かります。眼鏡を忘れたもので。(ギリギリ車の運転アウトなレベル)
こちらが見島(嶋)。有馬さんは、津々浦々を巡られたのでしょうか?
手のひらより少し大きいぐらい?
こちらの親指ぐらいの島は竹島です。ああ、瀬戸内海に浮かぶ方の。
昨年、初めて目にしました。泳いで行けそうな場所にありましたが?
わざわざ近くに展示してくれたのですね。
隣には、周南市にある大津島が。そのまた横には、なぜか広島の厳島・・・毛利家に縁があるからか、よく詣でられていたからか?
と、この辺りを鑑賞中、さすがに時間をかけすぎたのか、おひとり様男性を筆頭に、他の鑑賞者達に追いつかれ、また追い抜かされました。
まぁ、仕方あるまいよ。
が、離れた場所でも眉をしかめるほど話し声がうるさい、70代ぐらいのカップルの存在を確認。
イラッとしたものの、集中していれば気にならないはずと気を引き締めて鑑賞を続けます。
最後の場所に設けられていたテレビに映るDVDを、ベンチに座って休みがてら鑑賞していると、徐々に例のカップルが近付いてきました。
まぁ、追いつかれる覚悟はしていましたが、普段通り集中すれば・・・いや、もう1時間半近く鑑賞しているので、いろんな意味でクタクタです。
案の定、私が近くにいても弾む会話。良いんですよ。「ここに行ったね〜」、とか「これ見たね〜」なんて楽しい思い出を話されるのは。でも、二人の世界なんですよね。地声がデカい。遠慮がない。自覚がない。
思わず両人差し指を両耳の穴に突っ込もうとしたけど、DVDの音が聞こえなくなるし。(←てかNG行為)
いや、待って。自分も時と場合によっては、同じような迷惑を誰かにかけているんじゃないかな?
いや、だいたい美術館等は別行動。
アイタタタ
(どうしてもという場合は極小会話)