萩市『イラオ火山灰層観察施設』で火山岩と地層を見たっちゃ! | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。



ローカル番組に出演されているアナウンサーさんが料理の先生と調理していて、ガッカリしてしまうことがあるRieruです★

セミロングなのに、髪を結っていない・・・

髪を結うか、三角巾を被りたまえ!


イテテ


(いや、ホラ、ヘアゴムの跡が髪に付くから・・・三角巾したら髪が乱れるから・・・)


結っていても、たまに頭領に「弁当に髪の毛が入っとった!嫌がらせか!」とクレームを付けられる女は、GW期間中、萩市にある『イラオ火山灰層観察施設』を、依ちゃんと訪ねました。
GW前に彼女と訪ねた山陰旅行でジオジオ熱が出、山口県でもジオろうか!と意気投合した次第でございます。
萩市と言っでもこの場所は弥富下で、阿武町福田上の境界付近にあたる場所なのだそうです。


ん?駐輪場の端にある説明板の下に何かがある!

この並べられた石、アレじゃない?


そうそう、火山弾!


紡錘状や材木状、リボン状、球状の火山弾も見つかっているようです。初っ端からワクワクしてきました!
説明板には地図や写真等が分かりやすく書かれており、『伊良尾火山の生い立ち』と題されたものは、このように書かれていました。




 約50の小さな火山の集まりである活火山・阿武火山群は、約200万年前から1万年前にかけて噴火しました。
もっとも新しい火山は、萩市の笠山です。
このような小さい火山の集まりは単成火山群と呼ばれており、一度だけ噴火して小さい火山をつくったら、次は全く別の場所で噴火するという特徴があります。


阿武火山群は玄武岩の溶岩台地、マグマのしぶき(スコリア)を火口から噴水のように噴き上げ(ストロンボリ式噴火)、それらが火口のまわりに降り積もってできるプリンのような形をしたスコリア丘と安山岩の溶岩台地でできています。
マグマが固まってできた岩石は、珪酸(ガラスの主成分)が少ないものは玄武岩、中くらいのものは安山岩、多いものは流紋岩と呼ばれています。
マグマの粘りけは、玄武岩、安山岩、流紋岩の順に大きくなります。
安山岩は玄武岩よりも粘りけが大きいので、普通は丸い形の溶岩ドームをつくります。
ところが、阿武火山群の安山岩は山頂が平坦な溶岩台地をつくっています。
このような火山地形は、日本だけでなく世界でもほとんど知られていません。
また、伊良尾火山は、阿武火山群で最も激しい噴火をした火山で、ストロンボリ式噴火でスコリア丘をつくり、スコリア丘の一部を壊しながら大量の溶岩を流しました。
また、これらの噴火とほぼ同時に、数千メートルの高さまで火山群や火山灰を噴き上げる噴火をしました。





なるほど。この辺り一帯が・・・


火山弾を見た後は、いよいよ地層を見に行きました。


と言っても、そんなには歩きません。

あった、あった。


水平ではなく、斜めっています。


自然が創り出した芸術に、しばし言葉を失いました。

なぜ、こんなにクニャッているのかは、説明板に書かれています。


なるほど。


この地層を見ることが出来る場所は2箇所あり、2箇所目も見学させていただきました。


この雑草グリーンを含めての作品のように見えてなりません。周りのコンクリートが額縁に見えます。

ああ〜、ここだけ切り取って持って帰りたい!


・・・サンドボトルでも買ってください。


アイタタタ


(シンプルなタイプの!)