山口の神社仏閣★高泊神社 狛犬②③編 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。



グリーンカーテン用の朝顔がどんどん咲いて、嬉しいRieruです★

花が萎んだら、種が出来る前に“もぐ”けど。


イテテ


(グリーンカーテンなのだから、葉に栄養がいってほしいため)


ある程度グリーンカーテンが完成したら、来年用に種を取るのも良いな〜と考えている女は、先月山陽小野田市で開催された狛犬ウォークに参加しました。
山陽小野田市にある『高泊神社』には、『山口の狛犬選抜選挙』で第1位に選ばれた親子狛犬さんがいます。

やっと会えた感に浸りつつ、その親子狛犬さんのお隣には、広島県の尾道からいらっしゃった狛犬さんがいらっしゃったので、挨拶をば。お邪魔してます、狛犬さん!



狛犬(吽)さん②:「よう来たね。」

玉に前足を乗せているタイプが多い『尾道狛犬』さんですが、実際に彫るのは本当に大変だと思います。


技術の高さが窺(うかが)えますね。F氏の言葉を借りると、狛犬さんは「アート」です。


狛犬(吽)さん②:「尾の先がくっついてるのも、技術の高さがわかるじゃろ?」


狛犬(阿)さん②:「ワシのも、見て〜。


ホラ、ホラ〜。」


てか、絶妙なバランスですよね。首から肩にかけてのラインが・・・ズッ、ドン!って感じ。(←何じゃそりゃ)


『The★尾道』って感じが好きです。


尾を真後ろから拝見してみると、かなり個性的ですよね。
阿〜さんの近くには、このような玉が置かれていました。


これを見た例の教授が言ったセリフ・・・「狛犬さんはドコ行った?」


狛犬(阿)さん②:「・・・イテテ」


(高度な狛犬ジョークをありがとうございました)


阿〜さんを横から見ると、シュッ!としてますね。


これも尾道狛犬さんの特徴です。
この狛犬さん、奉納されたのは元治元(1864)年8月で、台座には『石工 尾道 山城屋   宗八 作』と刻まれているようです。
この時一緒に尾道から来られた狛犬が、同じ境内にいらっしゃいました。


本殿に向かう階段にいらっしゃいます。

あっ、ソックリ!・・・でも無いですね。


狛犬(阿)さん③:「よう来たね!」

お邪魔してます。耳の形、毛並み、毛の渦、玉の形・・・同じ尾道狛犬で、同じ日に運ばれて来た狛犬さんたちですが、石工さんが違うように見えますね。


こちらの狛犬さんも素晴らしい彫りですが、拝殿の狛犬さんより若い石工さんが彫られたような『可愛いらしさ』が見受けられます。

狛犬(阿)さん③:「照れるじゃろうが。まあ、その通りじゃけど。」


4対が船に同乗している様子を想像すると微笑ましいですが、藁だか布に包まれ、木箱にでも入れられて運ばれたのでしょうか?


また、海の運搬に事故はつきもの。狛犬さんが乗ってる船が沈んで、海中に今でも沈んでいらっしゃる・・・なんてこともあったのでしょうか?
そういう場合の代金は?補償は?な〜んて、いろいろ考えてしまいます。
その辺の狛犬事情が知りたいものですね。


狛犬さん(吽)さん:「まぁ、とにかく、ようけ(沢山)作られたんよ。」


県内外の尾道狛犬さんだけを集めた『尾道狛犬集』なんてありそうですよね。
同じ石工さんが彫られた狛犬さんのページがあって〜。

狛犬(吽)さん③:「自分で作りゃあ、いいじゃん。」

う〜ん・・・億万長者になって仕事辞めたら出来るかな?

狛犬(吽)さん③:「そうやって言い訳してる人間は、いざそういう条件が整っても実行しないと決まっておるもんじゃ。」


アイタタタ


(強烈な情熱が無いと難しい案件です)