先日、島根旅行へ行ってきたRieruです★
足立美術館→両國鮨→玉造温泉街へ…向かう前に、旅行雑誌に必ず載ってる清巌寺(せいがんじ)の『おしろい地蔵』さんに祈願してきました。
まだ雪が残る境内に、私ら2人だけ。
『しまね観光ナビ』によると、清巌寺は臨済宗妙心寺派に属し、『温泉山』と号しているそうです。
逆に可愛いくて踏めない…
イテテ
(濡れて滑りそうですし)
手水鉢も、コロンとしていて可愛い♡
ツルツルした岩肌…約4年前に訪ねた『玉造湯神社』を思い出します。
こちらの神社は清巌寺のすぐ近くにあるので、また参ってみようか旅行の計画を立てる時に悩みましたが、まだ歩いたことのない温泉街の散策がどのぐらいの時間が必要か分からなかっ為、今回は割愛することに。
境内を進んでいくと、このようなものが用意されていました。
私は、お顔用とおからだ用を1札ずつにしました。
依ちゃんはお顔用だけ…
すみません、欲張りで!
中身はこんな感じです。
こちらに用意されているペン、又は色鉛筆で気になる箇所を塗っていきます。
シミ、シワが気になる部分と、身体は主に下半身を…
もっと欲を出せば全てを塗りたいところですが、図々しいかな?と思い、このぐらいで控えといたわけです。
さぁ、塗…
こちらが『おしろい地蔵さま』です。
隣には、先程の札たちがズラリ☆
ぬおっ!
出たなデスラー!
私が控えたことをやっちゃってる強者を発見!…てか、デスラーって誰?ってツッコまれますよね。
昨夜家族トークの中に『きんさんぎんさん』という名前が出てきましたが、うちの娘らは知りませんでした。多分デスラーのことも知るまい…
札を掛けた後は、お地蔵さまに美肌のお願いを。
どうぞ…どうぞよろしくお願い致します。
美肌は永遠の課題。
お地蔵さまの下には、本物のおしろいがありました。
お地蔵さま全体が粉をふいたみたいに白いのは、こちらを塗りたくったからですか。
彼女も私も塗り塗り…あ〜、やっぱり『お顔』に塗ってしまいますね。
そもそも何でこんな事を?
例の『しまね観光ナビ』には、このように書かれていました。
その昔、顔にあざのあったお坊様がお地蔵さまにおしろいを塗って祈願したところ、顔にあったあざが綺麗に治ったことから信仰され始めたとのことです。
なるほど。
そして説明板には、このようなことが書かれていました。
むかしむかし、年の暮れも押し迫った12月24日に、近所の女性がお地蔵さまのお顔にだんごの粉をこねたものを塗っていました。24日はお地蔵さまの日なのです。もうすぐ新年が来るので、きっと、顔を白くお化粧をしてあげようと思ったのでしょう。それからしばらくすると、その女性はたいそう美しくなられ良縁に恵まれてお嫁さまに行かれたそうです。
また、別の女性が肌荒れで困っていましたが「おしろい地蔵さま」におだんごの粉を塗ったところ、顔にできていたいぼが取れて、すべすべのお肌になったということです。
あるいは、腰の痛いおばあさまは、「おしろい地蔵さま」にお参りしたところ、腰の痛いのが治ったという話もあります。
では、ここで現代版を1つ。昭和40年頃のことです。現住職の友人でたいへん気立ての良い夫婦がおりました。「おしろい地蔵さま」の話をしたところ、風雨でいたんでいるお堂を再建するから、子授かりのお勧めをしてほしいと頼まれました。お堂の完成を持ってお勧めをされました。それから1年ばかり経ったころ、男の赤ちゃんを授かり、その後2人の立派なお子さんに恵まれて、大喜びされたそうです。
ほ〜、そんな話があったのですね。
では、あのおしろいはだんご粉?香りを嗅いでみれば良かった…
ただの『行為』としておしろいを塗るのではご利益は無いかもしれません。やはり、心が美しくないと…うっ、胸が痛いです。
それはそうと、おしろい地蔵さまの他にあるお大師さまたちまで白くなっているのはナゼ?
ついでに白く塗っちゃえ!的な?じゃあ、布袋尊にも塗っちゃおうよ〜。
…太鼓腹になる呪いがかけられそうな気がします。
(いや、すでに太・鼓・腹☆←コラ!)