先日、山口市にある『安部橋』に行きたかったRieruです★
寄り道?して、『千歳橋』にも行って、暫く立ち止まって、雰囲気を楽しみました。
その千歳橋から少し山口駅側に戻り、『道場門前』商店街へ。(向きは旭通り)
AM 8:08
モンゼン…?今まで、モンマエと心の中で呼んでいましたー。
イテテ
(モンゼン、モンゼン、モンゼン…もう覚えました!)
ん?左側にチラッと僧侶の立像が見えましたけど、誰でしょうか?
こんな場所に…
!
大内弘世公建立…え!そんなお寺、ありましたっけ?ううっ、気になります。
阿部橋は逃げたりしないので、寄らせてもらおうかな〜っと。
お邪魔します。
立像の台座には『立正安国』と刻まれていました。なるほど、この像は日蓮上人ですね。
しかし、すごい名前です。
お寺についての説明板がありました。
本門法華宗
円満山 本圀寺
本圀寺(ほんこくじ)は、大内弘世が山口開府(1360年)に先立つ文和2(1353)年、京都より宗門きっての高僧・大覚(だいがく)大僧正妙実上人を開基に招いて創建された。
当山は山口町内最初の寺院であり、日蓮大聖人によって立教開宗された法華宗西国最初の道場である。
第四世日了上人の時(1460年頃)、本門法華宗・門流の祖・日隆聖人の直接の要請に応じ、尼崎本興寺・京都本能寺両本山の末寺となる。以来、本門八品門流の寺として今日に至る。(現実京都妙蓮寺末)
16世紀、第九世日康上人とキリスト教宣教師との法論は『山口宗論』といわれ、東西思想の最初の接触とされている。また、宗祇(そうぎ)や細川幽斎(ゆうさい)などの文人の宿坊となった。
境内には、山口鷺流狂言の祖・春日(しゅんにち)先生の墓がある。
なるほど、ここの道場(寺)の前だから、『道場門前』!…ではないようです。
検索してみたら、東西に大門がある『善福寺』というお寺があり、東門の方が新町、道場の前面が道場門前町となったそうです。
はぁ〜、こちらから縦長に参道が伸びています。
門の両脇の瓦の上には、逆さ狛犬さんが。上の真ん中には大内菱が確認出来ました。
参道のこの木は何でしょうか?なかなか雰囲気が良いです。
根元に、名前が刻まれた石碑がありましたよ。平成8(1996)年に植樹された、『身延山(みのぶざん)しだれ桜』だそうです。
狭い参道ですが、桜の花が満開になったら、さぞや美しいのでしょうね。
大内弘世さんは他にも山口の地に、多くの寺院を建立したそうです。
後日調べてみたら、『武運長久』の祈願所として建立されたのだとか。
そして創建される100年前に日蓮上人が立教開宗されたということから、良いタイミングだったのかもしれません。
言い換えれば、立教開宗から100年後にようやくこちら側にまで“キタ!”ということですね。
山門に着きました。
おおっ、両脇に立派な像が!
右側は持国天(東方を護る守護神)で、踏まれているのは邪鬼らしいです。
…虫?
野球の試合で、ピッチャーにプレッシャーを与える掛け声ですよ!
…分かりにくっ。
イテテ
(リー←『リード』の意味らしい)
入口には柵があり、境内にお邪魔出来るような雰囲気は全く無かったのですが、山門から境内の様子を伺うことが出来ました。(←つまり覗き)
境内にはお墓や銅像が2体。
鐘楼もありますね。
持国天:「用無き者は去れっ!」
アイタタタ
(大変失礼致しましたm(_ _)m)