〜金継ぎするっちゃ!〜 刻苧(こくそ)付け編 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。




新年は毎年頭領方の親戚が集まるのですが、今年は椎さん宅に集合しました★


昨年は私の家だったので、来年は義弟さん宅に。
先日義弟さんの娘(姪)さんの結婚式で皆さんとお会いしているので久しぶり感は無いですが、姪の旦那さんも参加されて新鮮でありました。

△ 楽しかった結婚式♡

義兄さんの息子(甥)さんのお嫁さんとお子さんたちをウチの娘たちが大変気に入っていてデレデレ・・・娘Aはお子さんを後ろからギュッとして頭のにおいを嗅ぎ、あ〜私も早く子どもが欲しい♡と悦に入っておりました。
再来年は義兄さん宅に集まる予定だから、ウチは当分先か〜・・・正直ウチに集まってもらうのが楽しみなんですよ。あれこれ工夫して人を饗(もてな)すってワクワクします。

・・・飼い猫たちは迷惑そうにしていましたけど?


イテテ


(4匹揃って内弁慶です☆)


少なくとも15人以上集まるので、飲み物は専ら使い捨ての紙コップ(今回は透明カップ)ですが、日本酒等は陶器やガラス杯を用意します。
そんな時はお客さんには出せませんが、自分が使う器類は金継ぎしたものを使いたい!そこから広がる会話もあると思うんですよね。
はぁ、ヒマ人だなぁとか、貧乏くさいなぁと思われたら価値観の違いということで。
そんな貧乏くさい女は、昨年金継ぎセットをネットで注文し、実際に割れた陶器を修復することに。
前回は割れ口に透漆を塗って乾かしたところで終わりました。そしてその後 漆かぶれで大変な目に・・・今回は絶対に肌のどこにも触らないぞ!

しっかり乾いていた陶器。


接着は出来たけど、欠損した部分を補修しなければ。この須佐焼は欠損が認められ無かったので、とりあえず他の陶器を直して乾かすまで放置。

この家の煙突部分は、かなり欠損していますので補修しましょう。


これを『刻苧綿(こくそめん)』を混ぜて使うので、『刻苧付け』といいます。

ごはん粒をペースト状に練り、透漆+刻苧綿+木粉とよく混ぜ、耳たぶぐらいの固さにします。

捏ね捏ね。


塗り塗り。


モコモコ。


ガタガタ部分は付属の竹ヘラで補修し、竹ヘラに水を付けて形を整えたら刻苧付け終了です。そして再び約2週間乾燥・・・いつになったら、金継ぎ出来るのでしょうか?

令和2年中に、よろしくお願いしますm(_ _)m


アイタタタ


(早く金継ぎしたカップでホットミルクが飲みたい!)