北門屋敷の名前の由来は北の旧門のことらしいのですが、“萩城三の丸”とは藩内最上級だった毛利一門をはじめ、永代家老や寄組など重臣の居住地だった地域です。
中でも藩主の通った御成道・本町(おなりみち・ほんちょう)沿いには、1万石前後の上級武士の屋敷が建ち並び、当時の道幅は現在の約2倍あったそうです。
北門屋敷はその御成道沿いに面していて、元々は毛利一門である吉敷毛利家の(古地図では毛利出雲“吉敷毛利家13代当主毛利元一”と記載)の屋敷でした。
ハァ〜、本当にすごい場所に建てられましたね。
そんな北門屋敷での朝食は、『 逍遥亭(しょうようてい)』という、別館でいただくようになっているようです。
朝風呂の後、(化粧も落として)スッキリとした気持ちで別館に向かいます。
部屋から少し歩くので、ちょっとした散歩気分♪
笠山の石を削った小さい階段や石垣を窓越しに見ることが出来、朝からワクワクが止まりません。
しっかりとした造りの別館。
美しいお庭もよく見えて・・・あっ、もしかして。
昨日お庭を散策した時に「何、この建物?」と疑問に思ったトコじゃないですか。
▽
なるほど、謎が解けました!
案内されたのは“桂の間”。
早い時間にお願いしたので、まだ席が空いています。
“桂”は単純に木の種類から付けられたんでしょうね。桂小五郎(木戸孝允)さんから付けられたんではないですよね。
イテテ
(めんどくさい女m(_ _)m)
天井を見上げると、大きな梁が!
検索してみると、逍遥亭は総欅(ケヤキ)造りとありました。
朝食が運ばれて来るまでの間、やたらキョロキョロしてしまいます。
ビュッフェタイプではなく、お盆に乗せらたものでした。
温かいご飯とお味噌汁、お茶は別々に。
井上さんの、“しそわかめ”がこれまたツボ!で、このサイズはスーパーやお土産屋さんで見たことがありません。
朝食に海苔やわかめが出ると、やたら嬉しいです♪
そして、画像のクローズアップこそありませんが、鮭の塩焼きがめちゃくちゃ美味しい!
(*◎ω◎)=3 ☆=(◎ω◎*)
椎さんと顔を合わせて、何この鮭っ!なんでこんなにフワッフワなの?人生でこんな美味しい鮭の塩焼き、初めて食べたわっ!と、興奮気味に話してしまた。
量も多すぎず、少なすぎず、良い気分のまま退室。
桂の間から出て右側には赤い絨毯が敷かれた階段があり、興味を持って撮影させてもらっていると、近くにいたスタッフさんが、ぜひ階段を上がられて中に入って見てください、と声をかけてくださいました。
優しいお言葉に甘えて階段を上がらせていただき、2階の“隠れ家カフェ”へ。
ハァ〜、ここも天井の梁がスゴい!そして照明もオシャレ☆
他の部屋で“欅の間”には暖炉があり、冬になると実際に使われるそうですよ。
素敵ですね・・・って、このように随所に素敵スペースがあり、癒されます。
あれもガレ、たぶんガレ、きっとガレ☆
アイタタタ
(『愛の水中花』松坂慶子さん・・・大河ドラマ『花燃ゆ』で、毛利敬親公の奥さま都美子役を演じておられましたね❀)