岩国市『松がね』さんで気になったもの！

前回記事にした、岩国市の錦帯橋近くにある『 岩国市観光交流所 松がね 』さんで、たくさん気になるものを見つけたRieruです★

コレコレ、この看板！

『 松ヶ枝 ( まつがえ )』･･･“ 梅ヶ枝餅 ” なら知ってますが、まさか私が知らないだけで “ 松ヶ枝餅 ” という岩国の銘菓が昔、あったんじゃないでしょうかね？


イテテ


いや、そんな銘菓は見つかりませんでしたが･･･大正時代の頃まで、ここは松金家という鬢付油の『 松金油 』を販売していた老舗があったそうです。



松根樹脂から発明した、この『 松金油 』にちなんで、後の所有家 國安家の醤油の商標を『 松ヶ枝 』にしたそうです。

ははあ、餅じゃなくて醤油でしたか。

そのくらい『 松金油 』はネームバリューがあったそうですよ。

そしてこの建物は築150年以上の古民家を再生されているそうです。
うわっ〜、来年明治維新150年なので、江戸末期に建てられたんですね。

珍しいトコロは、この横格子の虫籠窓。

虫を入れるカゴみたいな窓だから虫籠窓という名前ですが、確かによく見る昔の虫カゴは縦格子なので、珍しいですよね。

きっと松金サン、目立ちたかったんですね ！

イテテ


( いや、洒落ていたのです )


それに２階建て･･･もう、殿様や武士らに遠慮する時代では無かった？表れなのでしょうか？

下に目をやると、千代さんの例の板碑が！

② 松がね 

【 オシャレは生きて行く上での 生き甲斐である 手をかけ 心をかけることです 】

『 幸福の一日一言 』では、4月13日に似たようなのが掲載されています。

『 お洒落をする、或いは気持ちよく身じまいをすることは、生きて行く上の、生き甲斐でもある。ちょっと大袈裟に言うと、人としての義務である。お洒落は自分のためにだけするのではなく、半分以上は、自分に接する人たちの眼に、気持ちよく映るように、と思ってするのだから。』

ムムムッ！なるほどです。

もっとグサリと来たのは2月11日の一言。

『 お洒落をしない人間は、泥棒よりも醜いと思う。女はいくつになっても、お洒落をすることを忘れないようにしてほしいものだ。と、私は思うのである。世間には、お洒落をしないことを自慢のように言っている人もあるが、しかし、私は、そのときそのときに会う相手に対して、それでは失礼ではないかと、思う。』

ムムムムムッ！その通り、その通りです！

私もこれからも、ちょっとは気を付けたいと思います！


イテテ


( 調子が良いヤツめ)

また室内に戻りまして･･･

ん？
よく見ると赤紫のカーテンがあるんですね。
夜に閉めたところも、外から見てみたい！

そして昔、土間だった部分が広いのに驚きです。
板間にはスリッパが置かれていましたが、畳の部屋もあるし、観光客が多い時は足りないので必要無いのでは？と、いらん(※いらない)ことを思ってしまいました。

m(_ _)m

室内の『 欄間の透彫り 』や、可愛い『 釘隠し 』など、レアなものも魅力的でしたが、私の目が一番輝いたのはこちら

キャッ☆

この取手の鳥･･･金雀の飛翔を飲んだので、雀だったら嬉しいです♪
でも、千鳥かな〜？

いや、ペンギンかもしれません！

イテテ


( (; ˙◊˙  ) スズメよ、すずめ、雀ェ〜！←違っていたらゴメンナサイ☆)

ビックサイズの神棚にも驚きです。

間口は180cm、棟高は127cmで、もちろん魂抜きされていました。
『 金毘羅参りのお札 』もあることから、相当信心深い家だったんですね。
階段の上にあるので、お供え物をする時は足が震えたのでは？
いや、あの狭い空間にススッと入り、ササッと供えていたんですかね。
人間、慣れればきっと何も怖くありません。


※飛翔を飲んだのは画像の右下の段の場所です

でも2階は非公開らしく、上がってはいけなかった？らしいのを後から知りました。← 依ちゃんとは館内別行動です。
『立ち入り禁止』ロープは画像のように、よけられていて･･･ついでに畳の間から、音も立てず ( 多分気配も消えてた ) 忍者 (くの一か？) のようにスルッと上がったものだから、スタッフさんの誰にも気付かれなかったようです。
いや、一声かけたら上がれたのかも？
知らなかったとはいえ、大の字になって天井を眺めるのは、大人としてどうかと思いますが？


アイタタタ


( ついでに襖を開けて、まだ畳の無い板の間も覗いてしまいました･･･もちろんその時に撮影した画像は貼りません m(_ _)m←不法侵入！ )