近所の桜もほぼ葉桜になり、確実に春が過ぎてっている今日この頃・・・寂しくもありますが、次の季節への期待でワクワク感が隠せないRieruです
カビの一種の “ トリコスポロンアサヒ ” も増殖する季節も近付いていますね。
イテテ
今年も肺臓炎になるかも?という不安がまだ遠かった月初めの岩国市錦帯橋の花見時、『 五橋文庫 』という美術館を訪ねました。
まだ3月19日 ( 日 ) にオープンしたばかりで、新築でした
明日で一ヶ月ですね。
金・土・日・月曜日のみ開館してます。
漢字の『 五 』の略字らしいです・・・
知らなかった・・・
ひらがなも漢字も分からない外国の方が見たら
「 Z?What? 」
って感じですよね。
もしや、それが狙い?← ではないと思います。
入り口のドアは外観とは???なデザインです。
菖蒲が花盛りの時期には、観光客の往来が多そうな場所です。
岩国で有名なお酒、『 五橋 』を作っている酒井酒造さんの社長サン ( 情報間違ってたらすみません ) 家の隣りか近所らしく、ここに美術館を建てられた?ようです。
蚯蚓の呟・・・なんか好いですね
あ、ミミズが苦手な方はすみません。
イテテ
ちなみに西日本で『 メメズ 』と呼ぶところもあるらしいです。
この『 蚯蚓の呟 』、小林東五の書籍に『 蚯蚓の呟 ー対馬の窯より 』というのがあり、そこから使われている?のかな。
この東五サンの父が小林雲道人 ( うんどうにん ) で、幼少の時期から詩・書・画・篆刻を教えています。
本人も禅の道を求め、詩・書・画・篆刻を究めた芸術家だそうです。
東五さんは高麗・李朝陶磁を2005年まで作陶されています。
対馬の土が韓国の鶏竜山と同じということで、対馬に窯を作ったのだとか。
調べてみると鶏竜山・・・ケリョンサンと呼ぶ山は、地図で確認すると私が思っていたより対馬から離れた場所にありました。
なるほど、土が同じなのですか。
こだわりに敬服です。
ドキドキしながら館中に入ると、1階と2階が展示室になっていて、なかなか素敵な作品が並んでいました
東五サンの作品だけではなく、いろいろあり、楽しめました。
これをまた選んだ方のセンスの良さが分かります。
じつは入館料は大人700円なのですが、高いと感じるか安いと感じるかは、その方の価値観次第。
ズルい書き方しますが、私は丁度良い値段だと思います。
じつは惚れた作品がありました。
もちろん撮影禁止なので、周りが引く ( ← 依ちゃん ) ほどガン見して、目に焼き付けときましたよ!
幸いなことに、チラシに使われていました。
雲道人山水画『 人生燭上花見』 。
生で見ると吸い込まれそうです。
この時、錦帯橋の桜並木がまだ満開では無かったのですが、これを観て、私の心の桜が一気に満開になったのでした ← うーん・・・恥ずかしいですが本音なので笑わないでください。
この篆刻印にも惹かれました。
検索したら『 予約をすれば篆刻体験もできます 』とありましたので、いつか機会があったら彫りたいです。
なぜなら自分も描きたくなって白い和紙を買ってしまったからです
下地には、昨年購入した八代の手漉き色和紙を。
やっぱり影響を受けた雲道人サンの桜っぽいのが描きたいな〜。
しかし、今から桜か〜。
宇野千代さんは『 桜が好きだから一年中桜でも良いじゃない 』と申されていますが・・・
・・・来年の春までに描きます。
アイタタタ
( 篆刻もね♪ )