物流が滞っているというテレビを見て
私たちの生活が心配になった母は
色々考えて送ってくれたらしい
有難い話

早速お礼の連絡をした
『配送の人にいつ着くかわからないって言われてん
』と母
状況的に緊急物資優先だからそれは仕方ないこと
母もそれは理解していた
しかし
『言い方ってもんがあるでしょ?』
と、些かご立腹だ

そう
状況は把握している
理解も出来る
私なんか大した被害もなく暮らしているのだから
でも親が子を想う気持ちは
誰しも一緒だと母は言う
ただ
『いつ着くかわからない』
と言うよりは
『いつ着くかわからないけれどお届けします』
と言う方が
『届けてくれるんだ』
という気持ちになれる
人は後に聞いた方が印象に残るものだ
例えば
道や電車経路の案内の場合
『混んでいませんが、時間がかかります』
と
『時間はかかりますが混んでいません』
前者は
『ああ、時間がかかるんだ…』
と思え
後者は
『そうか、混んでいないんだ?』
と思えるものらしい
母は小さい頃から国語が得意とかで
更に私と同じく接客をしていたことがあるだけに言葉には厳しい

『単なる受付だったとしても、大事なものを預かるという接客にはかわりない』
確かに…
ましてや
今はみんなが心配な気持ちや不安を抱えている状態
一言添えるだけで気持ちが温かくも冷たくもなるものだ
改めて言葉を大事にしようと思った