その後、

理佐の双子の妹、
渡邉莉菜(わたなべ りな)

佐藤詩織(さとう しおり)

が挨拶して、

全員の自己紹介が終わった。

理佐が何か手を動かしている。

莉「お姉ちゃんが、
ねる、私の事、もっと話してもいい?
だって。」


ね「あのさ、
一回理佐、口で伝えてみてくれない?
理解できるかもしれない」

理「今日はいい天気。」

ね「今日はいい天気。
って言ったんでしょ。」

理佐が大きく頷く。

葵「え⁉
すごいよ!ねる!
じゃあこれからねる
に話す時は、口で伝えればいいね。」

美「初めてできる人見ました。
私、全くわかんないのに…」


理佐が笑った。
理「話してもいい?」

ね「うん、いいよ。
よろしくね。」

私は、理佐が言ったことを、
伝えた。


理佐side

「私は、茨城県で産まれた。
遺伝なのかな。
足が速かったんだ。
足が速いせいで、今までたくさん
いじめられてきた。

一番ひどかったのは中学校かな。

私だけ受験して、莉菜と違う中学
に行った。葵も詩織も美波も
まだ会ってない時。


陸上部に入ったんだ。
一年で、県出場。
嬉しかったんだ。
でも、待ってたのは、先輩の嫉妬。
殴られて…蹴られて…
すごい辛かった。

そして先輩に耳を
聞こえなくさせられた。

心身的なストレスもあったみたいで、

心臓病にもなっちゃった。

今も、ずっとそう。

いつまで生きられるかわかんないから。
毎日が怖いよ。
明日自分が生きていられるか、
死んでないか、すごい心配で
毎晩毎晩、
あ、今日は生きられた。
良かった。
死ななくて。
ってずっと思ってる。

でもたまに考えるんだ。

私がいなくなっても、
そんなに悲しまないんじゃないかな
って
誰か、得するんじゃないかなって。

苦しくて……グスッ…
怖くって………
でも…グスッ……
甘えてられないから…

毎日悪夢を見る。
自分が死んで、先輩が笑ってるとこ。

私なんて、いなければよかったんだ!
そうすれば皆幸せだった!

私なんて……私なんて…

いなければ……」

あれ?
視界が揺れてる………

バタッ
私は意識を手放した。

ねるside

詩「理佐⁉
理佐⁉
大丈夫⁉」

あ、やばい。
過呼吸になっちゃってる。

ね「理佐⁉
過呼吸になってる!
早く保健室に運ばないと」

私は理佐をおんぶした。

軽っ………

こんなにストレス溜まってたんだ。


理佐。

あとちょっと我慢してね!







‎(๑•﹏•)ばいばい