恥ずかしながら、夫婦そろって法要の知識が全くなく

親族からも特に何も言われなかったため

法要をやるかどうか話し合うことなく当日を迎えました。

 

法要についてちゃんと調べなかったことに少し後悔しつつ

「何をするか」より「さっくんを想う気持ち」が大切だなと思い

自宅で1日のんびり過ごしました。

 

夫は当日仕事で帰りが遅くなることが分かっていたので

前日にお花とバウムクーヘン(ミルク味)を買ってきてくれました。

 

夫に「さっくんはミルクがあんまり飲めなかったから、ミルク味にしたよ」

と言われて「そもそもバウムクーヘン食べられるのかな?」という話になり

「天国なら食べられるんじゃない?」と言ってお供えしました。笑

 

死後の世界では年を取るのかな?亡くなったときの姿のまま?

それとも、自分の好きな姿で過ごせるのかな?

もし、そうだったら成長したさっくんの姿もみてみたいな。

 

当日の私はというと、掃除など家事を終わらせた後は

さっくんの仏壇の前で編み物をしたり、ストレッチをしたり

本を読んだり、愛犬とゴロゴロしたりして過ごしました。

 

お昼前に義理実家からサプライズで立派なお花が届いて

命日を覚えていてくれたこと、涙が出るほど嬉しかったです。

 

夜には私の両親も自宅まで来てくれて、お花や果物を届けてくれました。

家族みんなが一年たった今でもさっくんを大切に想ってくれていることが

本当に嬉しかったです。

 

母として一番の願いは

「みんながさっくんのことをいつまでも忘れずに覚えていてくれること」です。

それが何より一番嬉しいのです。

 

命日を覚えていてくれることも

お花を届けてくれることも

さっくんの話をしてくれることも

 

決して当たり前のことじゃない。

みんなの優しさに感謝しています。