【筆に込められた思い】




主人公、若曦が最終回を待たず亡くなります。




ダイジェスト版です。








⑭の屋敷に到着した若曦。
「婚礼の儀は行われないようね」
「私も不思議でした 慶事の飾りもなく
十四皇弟もいらっしゃいません
褒めて損をしました」


若曦を気遣う⑭
「疲れたか? 掛けるといい」

⑭に何故慶事の飾りをしないのか尋ねる巧慧。
さすが、若曦に仕える身。

⑭も笑いながら、
「嫌みを言うほど大胆になった
陛下より婚礼の儀は禁じられた
慶事の飾りも許されない」

殺風景な部屋は嫌だろうと赤い布で飾り付けした⑭

若曦
「私ならいいの 陛下に伝わったら面倒なことになるわ」
⑭開き直って
「だから何だ 先帝の聖旨がある」

夫人たちとも合おうとしない若曦。
形だけと知っても、若曦が嫁いだのを本当に喜んでる⑭

「ここに来たのは 心を休めたいからだし」
「君の意思を尊重しよう」

密偵が送ってきた書状をみて笑う④
⑬に見せます。

“馬爾泰若曦は赤い布をかぶり十四王府に到着”
「婚礼を禁じたのでは?」
「怖いものなしの女だ おまけに福晋らとの食事会で中座したそうだ」
声をだして笑う④

「十四弟を本気で好きなはずではないはず」
⑬に確認作業。飽きれて鼻で笑う⑬





“行きては至る…”

習字をしてる若曦。巧慧のアイシャンシェ
「ほとほどにされては? 沈香が羽根蹴りをと かなり書きましたね」
「そう?無意識に書いてたみたい」

若曦の書をみて巧慧
「思いの丈を筆に込めているのですね」

“模倣できても究めるのは難しい”
書いた紙をくるくる丸めて片付ける若曦。







外で一人お茶を飲む若曦。

“心に残っているのは彼との思いだけ
彼と過ごした時間
彼の笑顔と皮肉な言葉 ため息
他の人たちのことは忘れ 彼のすべてを心に刻む
もう誰も私たちの時間を邪魔出来ない やっと初めて 何ものにも阻まれず愛せるのね”

ここで、ナチュラルに④が隣りでお茶を飲んでる妄想( ̄▽ ̄;)






同じころ、若曦との思い出巡りをしてる④
木蓮の茶器、久しぶりに登場(*^.^*)


夫人の琴に合わせて、剣舞を舞ってる⑭

琴の弦が切れてます。
「お許しを」と謝る夫人。
「そうではない 誰だ 出てこい」

「寒い日なのに血気盛んね」
若曦の替わりに礼をしてる巧慧。
「夫人 私たちの間で礼は不要です」

⑭に促されて、去る夫人。

「若曦 見たいならもっと堂々と見ればよいものを」
袖口から、ハンカチを出す若曦。







⑭のオデコの汗を拭ます。
「寒いから服を着て」
若曦の手を握り
「冷えてるのはどっちだ」
「私のほうね」
「寒いから中に入ろう」

手を握ったまま、部屋に入る⑭と若曦。

これは、密偵に見せつけるため⑭がやったこと。







⑭からの便り
“ならず者 劉邦が皇帝となり 英雄 項羽は自害した”
“英雄たちはその墓前で嘆くことしかできない“

三国志だよ( ̄▽ ̄;)

⑭が怒りに任せ書いた手紙。

「当て付けぐらい分かる もう奴の書状は見ない」


「陛下 密偵からの書状です」

こと細かく内容を知らせる仕事熱心な密偵( ̄▽ ̄;)

「十三弟 確か若曦と十四弟の結婚は形だけと言ったな だが密偵が何を目撃したと?」

「側福晋の馬爾泰若曦氏は
”十四弟の剣舞を鑑賞 十四弟の汗を拭き手を温めてもらった そして二人は手を取り合い笑顔で屋敷へ“」
手紙を読む④( ̄* ̄)

フォローに頑張る⑬( ̄▽ ̄;)
「私が想像するに誤解かと 若曦は男女の分け隔てなく接する傾向があります
それに密偵も話までは聞こえず動作で判断したのでしょう 一見 親密に見えますが深い意味はないかと」

「夜 同じ部屋にいたそうだ 充分意味がある!!」

「十四弟はともかく 若曦まで信じられないので?」

書状を破る④
「もうよい 今日から十四弟と若曦の件は報告するな」

今度は書状を踏みつける④
密偵、頑張ったのに残念( ̄* ̄)



やけ酒を飲みに若曦の部屋にきた⑭
「若曦 こっちへこい 未練たらしいのは分かってる だが納得できんのだ
先帝が私に皇位を譲っていたら
今 天下の主になってるのは私だ
八兄上の行く末も変わっていた
以下省略ーーーーーーー」


「十四弟 先帝も一朝一夕で決めたわけではないわ」

詞を唄って潰れる泣き上戸の⑭
布団をかけ、ごめんなさいと若曦。



“今や一匹があの世に逝き 一匹は軟禁
もう一匹はここで人生の終わりを待つ”
④から貰った、鼻煙壺を見て、思いにふける若曦。

明玉が、⑩と軟禁されてるのをここで知ります( ̄* ̄)

居眠りを懐妊かもと言う女官に
そんなことはないと知ってる巧慧、ベッドに寝るよう若曦に言います。


とうとう倒れてしまう若曦。

慌てる⑭
「出ていけ! やぶ医者め!!! 他に医者は?」
「十四弟 どの医者も衰弱だと言ったのよね? 診断は同じはずだわ 前に侍医から宣告されていた」

「巧慧」
「アイシャンシェ」
「ごめんね 疲れたわ」


⑭に嫁いだからは養生してたはずの若曦。
どうしてこんなに体が弱ってしまったのか(-_-)




夢の中で④に会っても触れず、
うわ言で、スイエースイエーと④を呼ぶ若曦。

巧慧に手伝ってもらい、手紙を書きます。

⑭に手紙を託す若曦。
「この手紙を陛下に渡してくれる?」
黙って受けとる⑭

「急いで 早く届けたいの
少なくとも明後日には彼が読んでくれる
三日後には彼に会えるわ」


あさってには来る楽師。



筆跡が④に似ている若曦の字。
面倒なことになると心配し、自分が書いた封筒に二重に入れる⑭

せっかく届いた手紙、また挑発するものだと触ることもしない④

正装して④を待つも、見捨てられた思う若曦。

「彼は会ってくれない 私を許してないんだわ 最後にひと目 会うことすら拒むほど恨んでるのね いいえ 恨みさえないのよ 私の存在なんて心にも留めてない 無関心なのね」

そんなことはないと慰める巧慧。



終活する若曦。




「これは玉檀が死ぬ間際に書いた遺書よ
私の死後 怡親王がお参りに来るはず
その時にこの遺書を内密に言付けてくれる? これを必ず九皇弟に渡すように」

不吉すぎると断る巧慧。

「ならば私に代わり保管しておいて」
「装飾品の半分は王殿に渡してあげて
でも彼は賢い 必要ないかもね 彼の弟に渡して」

「もうひとつ緑蕪さんの件を伝えておくわ
この話はあなたの胸にだけ留め 誰にも言わないで 特に 怡親王には
緑蕪さんはもうこの世にいない 失踪してすぐに川に飛び込んだ
知っているのは私と陛下だけ
毎年彼女の命日には承歓にお参りするよう言いつけてある
怡親王が亡くなってから承歓に事実を伝えて」


承歓に蒙古王からの贈り物を形見にと渡す若曦。

⑬がもし来なかったらと心配する巧慧。
必ず来ると断言する若曦。

歴史では40代で亡くなる⑬
巧慧、長生きしなければいけません(T-T)






いきなり肩に激痛が走る④
まだ、若曦と添い寝してるような格好で寝てるのか?( ̄▽ ̄;)

夢の中で、若曦と会う④
ワンシャンと若曦が何度も言ってます。










死の間際、また正装する若曦。
心配した⑭が顔を触れると「スイエー」と④を呼んだときの⑭の悲しそうな顔。

桃と木蓮を見ながら、
「美しいわね」
「来年もまたここで一緒に桃の花を愛でよう」
返事をしないで目を閉じる若曦。
木蓮の花を一輪持ってます。





「お願いがあるの 聞いてくれる?」
「何だ 話してみろ」

「腐って悪臭を放つのは嫌 私が死んだら遺体は火葬して そして風の吹く日に灰をまいて」

「若曦 なぜそんなマネを?」

「誤解しないで
ずっと自由に生きたかったのに
紫禁城で囚われの身だった
死んでからは二度と束縛されない
風と共に逝くなんて素晴らしいわ」


「分かった 必ず守る」
「来世があるなら、私を覚えてるか?」

「孟婆茶を何杯も飲んで何もかも忘れるわ十四弟 あなたは生き延びて 私を忘れてほしい」







言いたいことを全部言って息を引き取る若曦。
手から落ちる木蓮の花。

巧慧と⑭の泣き声が響きます(T-T)





若曦の死を知った④
「馬爾泰若曦 朕の許可なく死ぬな 許さん!!」
「書状は何処だ!?」
必死に探します。
見つけた時、既に遅し。

二重の封筒を見て、涙する④



死んだことでやっと自由になれた若曦。
先帝にも寵愛され、皇子たちにも愛され、④が皇帝になって子供を儲け、流産はしたけど、愛され、

歴史に名前を残した人物たちに関わり、人生を謳歌し、若くて亡くなり、美しい思い出を残した若曦。


残された⑭が可哀想(-_-)
形だけと言っても若曦の夫となり、最後を看取っても、報われず。

若曦の手紙だけでもあった④も可哀想だけど、まだマシ。