私がミッドタウン・ガレリア2 Fのukafeで不定期開催しているヨモウカフェが、
12月8日(金)の開催で15回目になります。
今では人気イベントが盛りだくさんのukafeで、一番長く続いているイベントになりました。
さかのぼること8年前、シュウ・ウエムラの経営していた「シュウ・カフェ」が、
シュウ・ウエムラ氏が亡くなって閉店することになりました。
シュウさんのお声がけでミッドタウンに出店が決まった経緯もあって、
恩義を感じていたukaの渡邊季穂ちゃんが「それなら、私がやる!」と手をあげたのが
ukafeの始まりです。
飲食店経営の経験なんてまったくなかったのに。
そんな季穂ちゃんの決意がとてもかっこよく見えました。
友人として誇らしかったなあ。
しかしシロウトの飲食店経営はなかなか大変で、
昼間はネイルやヘアのお客様で賑わうフロアだけれど、夜は閑古鳥が泣いてました。
で、季穂ちゃんの夫で現CEOの渡邊弘幸さん=なべちんから、
「リリちゃん、夜にここ使わない? なんかイベントやろうよ」といわれたのが、
ヨモウカフェ誕生のきっかけです。
物書きなんて人前で披露するような芸当もなく、なんの特技もコネクションもないし、
それなら読書会をやってみようと思ったのでした。
読書会といってもガチなやつじゃなくて、
そんなに本読みでなくても参加して楽しいような、お気軽なやつ。
本が、物語が、
ちょっとした会話のきっかけになって一つの夜を共有できればいいなあと。
(こんなこと書いたら同業者には怒る人もいるかもしれないけれどね)
やったりやらなかったりでしたが、振り返ってみたら、もう14回も開催しておりました。
記念すべき15回目を分岐点に、来年はもう少し開催の頻度を上げたいと思います。
ヨモウカフェの特徴は、
*課題本は新刊の小説のみ。国内外を問わず。
*ゲストに必ず担当編集者をお呼びして、裏話などを伺います。(このあたりはハーフ職権乱用してます。笑)
*毎回、物語からインスピレーションを得た特別メニューをお出ししています。
そして、恒例になりつつあるのがプレゼント抽選会。uka賞や甘糟賞などがあります。
毎回ではないですが、正体不明のDJ BUBBLEがこの夜のために選曲した音楽で盛り上げます。
(それ、誰だよ。いや、私ですけどね)
記念すべき15回目の課題図書は、
はあちゅう『通りすがりのあなた』講談社刊
です。
もちろん当日は担当編集者の方をゲストにお呼びしております。
悲しいとか嬉しいとか怒りとか、そういうはっきりした感情ではなく、
「せつない」という私のもっとも好物の心の状態を描いた七つの短編集。
その誕生の裏話や著者にまつわるエピソードなどを伺おうと思います。
今回はちょっと早いクリスマスということで、抽選会には「はあちゅう賞」もあります。
後はですね〜、
デザートがスペシャルなんです!
あ〜、これ、みんなに自慢したいかも。
インスタ映えばっちりなんだけれど、食べてもイケちゃうやつです。
お招きする私も楽しみになってきました。
お申し込みのページ、貼っておきますね。
お気軽にご参加くださいませ。
https://peatix.com/event/318293