桜の頃、親しい友人をお誘いして、家で「野草の食卓」をします。
家の庭で摘んだものを中心に山菜を食べましょう、という集まり。
昨日は今年の第一弾。
自分のメモ代わりに、お品書きを(覚えている範囲で)書いておこうっと。
前菜・つくしの炒め物、明日葉のくるみ和え、百合根の焼き物、フキのお浸し、野蒜と蕗味噌、筍の皮のピリ辛炒め、別盛りのでしらすの沖漬け
お椀・金目鯛
お造り・鯵
(ウチではたいてい、お客様のお刺身は鯵。みんな東京のいいお店で白身魚のいいものを食べているだろうから、鎌倉では鮮度が何より大切な鯵を。しかしここのところ海はシケ続きで、馴染みの魚屋さんに「今日こんないい鯵があったのは奇跡的!」といわれました)
おつまみ・ヒコイワシのソテー、クリームチーズと蕗味噌
煮物・筍と鳥もも肉と山椒
揚げ物・素揚げ→ごぼうとアズキナ、天ぷら→たらの芽、ふきのとう、うど、かき揚げ→しらすと新玉ねぎと山椒
(グルテンフリー生活になったので、天ぷらとかき揚げは、米粉とタピオカ粉を混ぜたもので揚げました。昨日は「いいちこ」で溶きました。うまくできるか緊張したけれど、サクサクに仕上がりました。これだと揚げ物でも胃にもたれないので、おすすめ)
ご飯とおみをつけ、菜の花と和風タルタルソース、うるいのふりかけ、大根葉と油揚げの煮浸し
(和風タルタルソースは、毎月行っている和食店の料理人の方から教わったレシピ。揚げ物の時に添えようと思っていたけれど、うっかり出し忘れました。なので、無理やり菜の花とコラボにしちゃった)
お酒は、シャンパン、白ワイン、赤ワイン、日本酒
デザートにデコポンを食べてから、
居間で、ケーキとコーヒー
そして、このメンバーで恒例になりつつある、モーリス・ベジャール×ジョルジュ・ドンの「ボレロ」を見ながら、コーヒー・ウォッカとたまり醤油味のアーモンド
よく食べて、よく呑んで、よくしゃべって、あっという間に夜が終わってしまいました。
ちなみに、「ボレロ」は亡くなった父が残してくれたレーザー・ディスクです。
レーザー・ディスク!
この機械が壊れちゃったら、みんなで「ボレロ」見られないのか知らん。
楽しかったな。
また来年もこうして集まれますように。