夜、遊んでましたねぇ。かつては。
お酒もたくさん飲んでました。

明け方まで飲んで、空から夜がはがれていく頃にタクシーをつかまえる、
なんてことが日常に組み込まれてました。
いろんなお店の閉店時間が頭に入ってました。
携帯電話がない頃は、自分の頭にデータをインストールしておくしかなかったですからね。

音楽&ダンスを楽しむ空間がディスコと呼ばれている頃から、
それがクラブという名前に変わっても、いろいろ通っていたなあ。
激しく踊るとかナンパされたりしたりとかどんちゃん騒ぎとか、
そういうのは意外とそんなになかったように記憶しております。
あっても、大したことじゃなかったのかも、私にとっては。
でも、夜を無駄遣いしているっていう感覚が好きだった。

帰り道のむなしさと翌日の軽い後悔も含めての、ナイト・ライフ。
ナイト・ライフって・・・。なんちゅう、言い回しなんだ・・。
まあ、いいや。(ブログだからカジュアルにね)とりあえず。
建設的でないからこそ、楽しいんです。
無駄を積み重ねるって、本当に必要なことだと思います。

煙草とお酒の匂い、人いきれ、暗闇とミラーボール、
知らない人たちのたくさんの表情、よれよれになったコースター、
歓声と時々だけれど怒号、それからダンス・ミュージック、
抱えきれないほどの細切れの瞬間を私はもらいました。
バーとかディスコとかクラブとかそういう場所で。

今は、夜更かしはだいたい部屋で一人飲みです。
リラックスし過ぎの服で、もちろんすっぴん。
昔の自分は体力あったなあとしみじみ思いながら、
すぐに横になれる状態で飲むのが最新の私。
また夜を闊歩する時期がくるのでしょうか。


なーんてことを、ふと思ったのは、
『聴きたかったダンスミュ—ジック、リキッドルームで』byサカナクション
を味わったからかな。
リキッドルームにも行ったなあ。なつかしい。

滞ってしまった原稿を放棄して、ウィスキーの水割りを飲みながらのブログ更新。