( °д°)ゝ我が世の春ですよぉぉぉぉぉ!!!!!! -2ページ目

( °д°)ゝ我が世の春ですよぉぉぉぉぉ!!!!!!

とあるお店の日常記をかくブログです
稀に絵やら何やら投下します
まずは自己紹介文みてから、それでもいいという人はどうぞ↓


いいのか?ほんとに( 凸)(凸 )大丈夫だ、問題ない

第一回なのに凄く雑です(´・ω・)




大阪日本橋、メロンブックスの近くのカフェ&バー、ルルイエ。
紫を主とした制服の、少し変わった店。
昼はカフェ、夜はバー。
連日、常連客が絶えない店である。
店内では、自由な雰囲気が漂い、今日もまた色々と起こるのであった。

「つ…疲れた…。」

日本橋にてふらつく一人の青年の姿。
彼は二、三時間、暇つぶし兼ねての店巡りをしていた。

「あ…。」

彼が目についたのは、店頭のマネキンにご当地キャラの被り物を被せてあった『何か』。
恐らく被り物が無ければ、店の宣伝か何かで良いのだろうが…ご当地ゆるキャラの被り物のせいで、そこに置く目的が分からなくなっている。
その次に目に入ったのは、店の名前。
カフェ&バー、ルルイエ。
彼は始めは、ただ休みたかったが為に店に入った。
だが、まず見えたのは、並べられているテーブルにバラバラに座っている客。
そして店頭に置いてあった『何か』が着ていた紫を主とした制服を着ているメイド数人。
彼が店に入った時、一人は『お帰りなさいませ』とお決まりの挨拶をするが、その後ろではメイドと客が、席を開ける為の大移動が行われていた。
しかし、大移動は暫く時間が掛かり、彼は苦笑しつつこう言った。

「今日はやめた方がいいですかね?」

これを聞いた、黒髪のポニーテールに黒縁メガネをした店員は、同じく苦笑して言葉を返した。

「そうですねえ…今結構満員なんで…。」

彼は分かりましたといって、また潜ったドアを戻る。
店員がすみませんと謝るが、彼は振り返って言う。

「また、来ます。」

この後、彼はまた宛無き店巡りを始めた。
本屋に入り、適当に立ち読みしたり、プラモデル売り場で掘り出し物を発掘したりと、適当に過ごしまた二時間。
彼は、またあの店に立ち寄った。

「お帰りなさいませ、あ!さっきはすみませんでした!」

出る時に少しだけ話した、ポニーテールの店員が出迎える。

「いえいえ、今は…いけますよね?」
「もちろんもちろん、どうぞお好きな席に。」

彼は昼の時より、店の奥に入る。
店は洋風の雰囲気を漂わし、入って右手にはキッチンと、客の贈り物らしき物が並べられ、その奥には数多くの酒達が棚に並べられていた。
左手にはビールディスペンサー、四人掛けできる席にスタッフ専用スペース。
真ん前には、1人だけの席、二人使えるテーブルが二つ並んで、その奥に四人掛けできる席がある。
一番奥には、数種類の瓶酒にテレビ、幾つかの本が置かれていた。
彼はすっと、一番手前にあった1人だけのテーブルの席に座った。

「これが、メニューです。」
と、先ほどの店員が、テーブルに立ててあったメニューを取り、彼に渡す。

「ありがとうございます。」

彼は一通りメニューに目を通し、メニューを一つ頼んだ。

「アフォガートを一つ。」
「わかりました。」

アフォガートは、カップに入れたアイスクリームの上から、ホットコーヒーを入れる飲み物だが…頼んだ当初、彼はこのあと起こる事態を、夢にも思っていなかった。

「あ…アフォガートです。」

自身なさげにアフォガートを持って来たのは、これを作ったと思われる、茶色がかったツインテールのメイド。

テーブルに置かれたアフォガートは確かにアフォガートだった。
アイスクリームの上に、正体不明の黒い粒があるが。

彼は恐る恐る一口飲む。
アイスクリームの冷たさと甘さに、ホットコーヒーの熱さに苦さ。そして、一つ余計な感触が口を包む。
その正体に、彼は気づいた。

「これは…コーヒー豆ですね。」
「こせてない…ですね…作り直して来ますっ」
「いえ…これはこれで面白く…」
「いえ、変えますよ?!」

この後、暫くの奮闘と、三個のアフォガートの犠牲によって、ちゃんとこせたアフォガートが出来上がった。
彼は、それを全部飲み切ると立ち上がり、店を出る事を伝えた。
会計の時に請求されたのはワンコイン500円。
それと一緒にポイントカードの作成を進められ、彼はポイントカードを作った。

「お名前の方はどうされますか?」

ポイントカードの表には名前の記入欄が一つ。
彼は少しだけ考えてこう言った。

「『春』で。」

ポイントカードに書かれたのは春の一文字。
会計を済ませ店を出ると、メイドから一言。

『行ってらっしゃいませ、ご主人様!』