親友に怒られたこと | 伝わる文章の書き方、伝えます!

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私は20代後半の頃、

勤めていた出版社が倒産しそうになり、転職先を探していました。

 

そんな折、親友から、

彼女が派遣社員として勤務している金属部品の卸売り会社で

一緒に働かないかと誘われ、

次の仕事が見つかるまでの一時しのぎとして誘いに乗ることにしました。


仕事は、事務。

数字のチェックや伝票整理、時々、社員が手書きで書いた文書を

ワープロで制作するなどのルーチンワークでした。
私は正直、1週間も勤めるとその仕事に飽き飽きしていました。
誰でもできる仕事、毎日同じルーチンワーク、

考えることができない、言われたことだけを従順にやるロボットみたい・・・。
 

親友はというと、コンピュータに売上を打ち込み毎週末締めてチェックする作業を
やっていましたが、私と同様、面白そうな仕事にはとても観えませんでした。
 

1ヶ月位経った頃でしょうか?
親友との帰りの電車の中、彼女が突然、話しかけてきました。
「りりこって、なんで一生懸命仕事しないの?」
「え?」
「いつもため息ついて、つまらなさそうにやっているじゃん。

しかも与えられた最低限のことしかやらない。

確かに今のりりこの仕事って面白さや楽しさはないかもしれない。

でも、あんな地味な仕事すら一生懸命やれない人が

他の楽しそうな仕事に就いても結局同じだと思うよ。

面白さや楽しさ、やりがいは一生懸命取り組んでこそ見つかると思うけど」


こんなことを彼女に言われるとは夢にも思っていませんでした。
でも、言われてみたらそうだよなー。


彼女は、プロダンサーを目指してNYまで留学し、

ある有名アーティストのバックダンサーのオーディションに受かったのに、

家族の事情で帰国を余儀なくさせられ、その夢を諦めた経緯がありました。

それなのに、つまらない仕事に毎日笑顔で取り組んでいる・・・。

そんな彼女の姿を観てなぜ、あんなに楽しそうに生きられるんだろう?と

不思議に思っていました。
 

でも、彼女は日々、楽しさを探していたんだなとその時、気づいたのです。
そして、自分に与えられた役割に全力投球することも。

それが、ダンサーであれオペレーターであれ。


私は翌日から、与えられた仕事が1であれば10を返せるよう

全力で取り組むことにしました。

 

ワープロの文書制作も、指示をされなくても見出しを見やすくしたり、

枠で囲んだり装飾したり、一目でわかるようなレイアウトに変えたり。
 

数字のチェックも、効率的に進められるよう、その前に必要な業務を提案したりしました。
その10年後、私は今の広告制作ディレクターやライターの仕事に就きました。

私は、親友から言われた言葉をいつも胸に秘め、

クライアントや依頼してきた営業さんに、頼まれた以上の結果を返していきました。


すると、なんと

「りりこさんにやってほしい」

という指名をたくさんもらうようになりました。


フリーランスになってからも多くの仕事に恵まれ、

干されず今まで来れたのはそのおかげでした。

 

そして、親友のあの言葉がなかったら今の自分はなかったと思います。
つまらないなと思う仕事、自分がやりたいわけではない

仕事をしなければいけない方も多いと思います。

でも、その中に楽しさを探して一生懸命やる。

 

そうすればいつか好きな仕事に出逢えた時、もっともっと楽しいと思えるし

成果を出せるし多くの人に貢献できるようになるのでは?と思います。
 

何事も一生懸命やってみませんか?
 

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