おはようございます。

アートDayです。

 

 

 

ボダニカルアート作品

 

ボダニカルアートを学んで

ボタニカル(Botanical)とは

ボタニカル(Botanical)とは「植物の、植物性の、植物学の」という意味の英語の形容詞です。英語のボタニカル(Botanical)がカタカナ表記になり、「植物の、植物性の、植物由来の」といった意味を持つ外来語として定着しました。

 

ボタニカルアートの特徴と見方

ボタニカルアートは、元来は写真が無い時代に図鑑の挿絵として描かれてきた絵画です。

それが美術品としても注目され、独自のアートとして発展してきました。

 

【とても細密に描かれる】

ボタニカルアートは、写真の代わりに使われていたものなので、植物を正確に、精密に、細密に描くのが特徴です。

 

 

 

アネモネを描く❣

学名:Anemone coronaria
和名:ボタンイチゲ(牡丹一華)

科名 / 属名:キンポウゲ科 / イチリンソウ属(アネモネ属)

 

アネモネ・コロナリア

アネモネ

 

 

特徴

古くから人との関わりが深く、神話や伝説にも多く登場しているアネモネ。

ヨーロッパ南部から地中海東部沿岸地域の原生地から各地への伝播には、十字軍や巡礼者が関わっています。


原生地では、比較的雨の多い冬に生育し、初夏に地上部が枯れると球根(塊根)になって、暑く乾燥する夏を越します。

日本でも、涼しくなる秋に芽を出し、春に咲いて夏前に地上部を枯らし、塊根をつくって休眠します。水はけと日当たりのよい場所に植えつけ、多肥にしないように管理すれば、何年も植えっぱなしで花が咲きます。


アネモネは、クリスマスローズ、ラナンキュラス、クレマチスなどと同じキンポウゲ科の植物で、アネモネ属は温帯から亜寒帯にかけて約100種が分布しています。

 

園芸分類  【球根草花】

形態     【多年草】

草丈/樹高  【15~50cm】

花色     【白,赤,ピンク,青,紫,複色】

原産地    【ヨーロッパ南部~地中海】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アネモネを描く❣

今日は鮮やかなアネモネを描きました。

和名はボタンイチゲ(牡丹一華)、ハナイチゲ(花一華)、ベニバナオキナグサ(紅花翁草です。

明るい日差しによく映える鮮やかな花ですが、 花名は春の風が吹き始めるころに咲くので、ギリシャ語で「風」という意味があります。

繊細な花弁と葉の表情が何とも素敵です。