おはようございます。
今日は着物コーディネートです。
初夏を大島紬で装う❣
ブルー地の大島紬
奄美の海のブルーから・・・
単衣の大島紬で涼感を出して
奄美は幾多の時代変遷の中で様々に移り変わってきました。奄美と共に生き続ける大島紬は奄美民族の歴史そのものです。
大島紬の染めと織の巧緻さは言うまでもなく、心を暖かく包み込むようなしなやかさに心惹かれます。
伝統を守りながら、たくさんの工程を経て完成する大島紬は、大地から生まれた地球の贈り物でしょうか。
大島紬の種類
本場(奄美)大島紬は大きく分別すると、泥大島・泥藍大島・色大島・白大島・草木泥草木染大島の5種類に分けられます。
一般的に泥大島と泥藍大島は本場奄美大島紬で作られることが多く、色大島と白大島は本場大島紬で作られることが多いようです。
原絹織物のモダンなブルー
今日の大島紬はモダンなブルー地。
泥染めの黒でも、白大島の白でもないブルー地の大島紬。
明るく華やかな大島紬で多色のグラデーションで奄美の海を表現した作品です。
出会った時からこのブルーに魅せられました。
初夏を大島で装う❣
奄美の海のブルーから
今日のポイント
キュッキュッと聞こえる心地よい衣擦れの音、しなやかな裾さばき、大島紬はまるで羽衣を纏っているかのような軽い着心地です。
今日は奄美の青い海を感じる単衣着物です。
帯はブルーグレーの染名古屋帯で爽やかに、バッグも着物と調和して籠バッグで夏らしさを演出いたしました。帯留めはパール使い、リングも海の色です。