おはようございます。

今日は着物コーディネートです。

 

 

 

結城紬をオシャレに❣

モダンに装う

 

結城紬の歴史と産地

重要無形文化財 ユネスコ無形文化遺産

結城地方での織物の歴史は2000年前の奈良時代まで遡り、朝廷に献上されたものが今も正倉院に収蔵されています。

「結城紬」と呼ばれるようになったのは鎌倉時代。領主・結城氏が織物の育成に努めたことからその名がついたといわれています。

 

 関東平野の中央・筑波山の裾野を流れる鬼怒川沿いは肥沃な土地で、古くから養蚕が盛んだったそうです。現在は、茨城県結城市を中心に、茨城県から栃木県にまたがる鬼怒川沿いの約20 kmの一帯が結城紬の産地となっています。

 

 

 

「結」マークの本場結城紬の証紙

結城紬には「本場結城紬」と「結城紬」の2種類があります。

手紡ぎの糸を使用する、地機(じばた)で織るなどの厳しい基準を満たした物が本場結城紬です。

本場結城紬卸商協同組合が本場結城紬であると認めたことを示す「結」マークの証紙が付いています。

対して本場と名乗る条件を満たしていない結城紬には「紬」マークの証紙が付いているため、簡単に見分けることが可能です。

 

 

 

結城紬の最大の特徴

真綿を手で紡ぎ、糸に負担をかけない地機で織られる布はふんわりと空気を含み、軽く、暖かく仕上がります。柔らかな手触りは結城紬の最大の特徴です。

孫の代まで受け継がれる結城紬は年月と共に柔らかく馴染み、風合いが楽しめます。

 

 
 

 

結城紬をオシャレに❣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

今日のポイント

今日は冬の装いにピッタリな結城紬の装いです。

この着物も祖母から受け継いだものですが、真綿から紡がれた結城紬はふんわりと暖かい着心地です。

結城紬の伝統と歴史を思いますと背筋がピンと伸びる気がいたします。

 

 

結城紬や大島紬など孫の代まで受け継がれる着物は本当に素晴らしい日本の伝統文化ですね。

今日は結城の凛とした佇まいに合わせ羽田登喜男さんの帯を合わせてみました。