オヤスミソング
モニカ・ベルッチ主演のノスタルジック青春映画。
世界的に彼女をブレイクさせるきっかけになった映画でもある。
第73回アカデミー賞で撮影賞、作曲賞にノミネートされた。
<あらすじ>
時は第二次世界大戦、物語の舞台となるのはイタリア、シチリア島。
主人公の少年レナートは12歳でありながら、自分より年上のマレーナに夢中でいた。
マレーナは町中の男達にとって女神のような存在、しかしその反面町中の女性からは嫉妬の的であった。
レナートは毎日がマレーナのことで頭が一杯であった。
そして、できるだけマレーナに近付き、傍で見守ってきた。
しかし、マレーナの夫はその後まもなく戦場に向かい、帰らぬ人となり、父親は空爆で命を落としてしまった。
生きていく術を無くした彼女は徐々に自分の身を男達に投じていくようになる。
時代の波と周囲の誹謗中傷にさらされる彼女を幼いレナートはただひたすら見守ることしかできなかった